日々のできごと

【2020年7月】コロナ禍における生活困窮者支援に関する各メディア報道

メディア掲載 日々のできごと

2020年7月の稲葉が関わっている生活困窮者支援活動についての報道をまとめました。
各リンク先をご覧ください。

【7月3日】コカ・コーラが医療機関と生活困窮者への支援で総額1億6050万円を寄付、新型コロナ対応で|食品産業新聞社ニュースWEB
https://www.ssnp.co.jp/news/beverage/2020/07/2020-0703-1737-16.html

【7月5日】再選確実の小池知事、コロナで生活が苦しい人々への支援に関心なし? 2期目に突きつけられた課題
https://www.buzzfeed.com/jp/yutochiba/tokyo-governer-yuriko-koike-2020

【7月13日】新型コロナ災害緊急アクションが活動報告会 「このままでは支援崩壊」 | 週刊金曜日オンライン
http://www.kinyobi.co.jp/kinyobinews/2020/07/13/antena-751/

【7月14日】考える「公共空間」とは 「パブリック 図書館の奇跡」公開記念 オンラインイベントで意見交わす:東京新聞 TOKYO Web
https://www.tokyo-np.co.jp/article/42324

【7月14日】コロナ禍で感染の恐れがあっても、10人部屋へ入居? 住まいの問題が、生活保護申請を阻む
https://www.buzzfeed.com/jp/yutochiba/covid-19-homeless-people-support-tokyo-20-07

【7月16日】<新型コロナ>都内23区 本紙アンケート 増える生活保護申請 支援現場、逼迫を懸念:東京新聞 TOKYO Web
https://www.tokyo-np.co.jp/article/42856

【7月17日】コロナ禍で困窮され「携帯電話」を失っている方々へ本人負担ゼロで電話をお渡しする「つながる電話」プロジェクトを開始。誰もがすまいや仕事へつながることができる社会の実現へ:時事ドットコム
https://www.jiji.com/jc/article?k=000000001.000061703&g=prt

【7月24日】生活困窮者にスマホ無料貸与 支援団体、コロナ禍受け:東京新聞 TOKYO Web
https://www.tokyo-np.co.jp/article/44601

【7月31日】コロナ感染再拡大「生活困窮者の相談が増えた」
https://www.nikkansports.com/general/news/202007310000596.html

 

関連記事:【2020年6月】コロナ禍における生活困窮者支援に関する各メディア報道 

※稲葉が代表理事を務めている一般社団法人つくろい東京ファンドへのご寄付は、こちらでできます(画像をクリックしてください)。

【2020年6月】コロナ禍における生活困窮者支援に関する各メディア報道

メディア掲載 日々のできごと

2020年6月の稲葉が関わっている生活困窮者支援活動についての報道をまとめました。
各リンク先をご覧ください。

【2020年6月1日】所持金150円、頼みの生活保護 たらい回しにする役所:朝日新聞デジタル
https://www.asahi.com/articles/ASN615SYCN5XULZU001.html

【2020年6月1日】仕事がない、家賃を滞納した… そんな時どうすれば?弁護士、支援団体に聞いた
https://www.buzzfeed.com/jp/yutochiba/covid-19-crisis-how-to-access-to-public-support

【2020年6月3日】まさか、家を失うとは… ~広がる 住居喪失クライシス~ | NHK クローズアップ現代+
https://www.nhk.or.jp/gendai/articles/4424/index.html

【2020年6月8日】稲葉剛さん「コロナで貧困拡大、リーマン以上」 「つくろい東京ファンド」代表に聞く:東京新聞 TOKYO Web
https://www.tokyo-np.co.jp/article/34074

【2020年6月8日】稲葉剛さん「福祉の崩壊始まっている」 インタビュー一問一答:東京新聞 TOKYO Web
https://www.tokyo-np.co.jp/article/34072

【2020年6月8日】困窮者33人の連絡先把握せずホテル退出促す 新宿区 市民団体「無責任」と抗議 – 毎日新聞
https://mainichi.jp/articles/20200608/k00/00m/040/277000c

【2020年6月9日】ホテル延長願い拒絶 ネカフェ難民男性が受けた冷たい対応:東京新聞 TOKYO Web
https://www.tokyo-np.co.jp/article/34294

【2020年6月9日】ホテルを出されて消えた87人。支援を打ち切った新宿区長が謝罪
https://www.buzzfeed.com/jp/yutochiba/tokyo-support-homeless-people-shinjuku

【2020年6月13日】無料・低額宿泊所の個室化に厚労省補助 利用急増で
https://www.nikkansports.com/general/news/202006130000588.html

【2020年6月14日】ネットカフェ難民を一時避難のビジネスホテルから追い出した「新宿区のウソ」
https://www.jprime.jp/articles/-/18146

【2020年6月16日】困窮者の生活保護申請と貸し付け、福祉事務所が「追い返し」 コロナ禍で申請増:東京新聞 TOKYO Web
https://www.tokyo-np.co.jp/article/35744/

【2020年6月19日】野宿者への食料配布、都庁「敷地利用×」 コロナ禍160人に退去迫る 「大雨でもルールだから」:東京新聞 TOKYO Web
https://www.tokyo-np.co.jp/article/36476

【2020年6月23日】39歳、コロナ解雇 1週間水だけ「死んじゃうのかな」:朝日新聞デジタル
https://www.asahi.com/articles/ASN6Q74H0N6DUJHB00W.html

【2020年6月25日】生活保護費引き下げは「国民感情を踏まえたもの」。違憲との訴えは認められず
https://www.buzzfeed.com/jp/yutochiba/inochi-no-toride-nagoya

【2020年6月29日】都知事選を前に…話題の映画について配信イベント「図書館は最後に残された聖域」- エキサイトニュース
https://www.excite.co.jp/news/article/Oricon_2165763/

 

関連記事:【2020年4月~5月】コロナ禍における生活困窮者支援に関する各メディア報道 

【2020年4月~5月】コロナ禍における生活困窮者支援に関する各メディア報道

メディア掲載 日々のできごと

2020年4月~5月、稲葉が関わっている生活困窮者支援活動についての報道をまとめました。

各リンク先をご覧ください。

 

【2020年4月8日】ネットカフェで暮らす4000人が路上に?新型コロナ、東京都の住宅支援はわずか500戸

https://www.buzzfeed.com/jp/yutochiba/tokyo-support-homeless-people-2

 

【2020年4月9日】新型コロナ・緊急事態:「居場所」失う恐れ ネットカフェ生活、危機感 – 毎日新聞

https://mainichi.jp/articles/20200409/ddm/041/040/058000c

 

【2020年4月13日】「危機に弱い社会」を作ってきた。新型コロナと新自由主義の帰結。稲葉剛さんインタビュー①|望月優大 @hirokim21 #note

https://note.com/hirokim/n/n5d1102fe799c

 

【2020年4月14日】今日も誰かの緊急事態。そして「家は健康にいい」。稲葉剛さんインタビュー②|望月優大 @hirokim21 #note

https://note.com/hirokim/n/n0975b13ae07e

 

【2020年4月16日】生活困窮者の支援拡充を要望 複数団体が国会内で会合

https://www.47news.jp/news/new_type_pneumonia/4725006.html

 

【2020年4月17日】新型コロナ福祉のダークサイド、ネットカフェ難民が追いやられた「本当の行き先」

https://www.jprime.jp/articles/-/17696

 

【2020年4月18日】「新型コロナ不況で家賃が払えない」打開策は? 収入激減のたかまつなながガチ指南

https://www.jprime.jp/articles/-/17705

 

【2020年4月20日】住居確保給付金、今すぐ確認を 家賃払えぬ人の対象拡大:朝日新聞デジタル

https://www.asahi.com/articles/ASN4N5DCSN4MUUPI001.html

 

【2020年4月22日】住まいは権利、まず安心できる「ホーム」を | Dialogue for People https://d4p.world/news/3450/

 

【2020年4月23日】突然の解雇、家賃もう払えない…2日で5000件超の生活相談。生活保護妨げる”水際作戦”続く実態も

https://www.buzzfeed.com/jp/yutochiba/people-support-gov

 

【2020年5月1日】論点:新型コロナ 広がる「格差」 – 毎日新聞

https://mainichi.jp/articles/20200501/ddm/004/070/012000c

 

【2020年5月2日】東京都「ネットカフェ難民」のホテル提供を出し惜しみ、消えた3349人の行方

https://www.jprime.jp/articles/-/17830

 

【2020年5月8日】住まいを失った人への支援の周知に消極的な東京都。 従来の支援のレールに乗れない人への対応は?

https://www.buzzfeed.com/jp/yutochiba/homeless-people-support-tokyo-0508

 

【2020年5月14日】<新型コロナ>困窮者の宿泊所、感染対策に懸念 高齢者多く、相部屋で「3密」も:東京新聞 TOKYO Web

https://www.tokyo-np.co.jp/article/16825

 

【2020年5月18日】新型コロナ 公営入居相談、全国1106件 中所得者にも支援を 「つくろい東京ファンド」の稲葉剛・代表理事の話 – 毎日新聞

https://mainichi.jp/articles/20200518/ddm/001/040/085000c

 

【2020年5月21日】<新型コロナ>路上生活者にも給付金を 当事者団体が国に要望書:東京新聞 TOKYO Web

https://www.tokyo-np.co.jp/article/16717

 

【2020年5月27日】所持金はゼロ。炊き出しに並び、仕事を探す人も。住まいを失った人への東京都の支援に潜む課題

https://www.buzzfeed.com/jp/yutochiba/tokyo-support-homeless-people-200526

 

【2020年5月28日】6月6日、生活困窮の電話相談会 弁護士や労働組合

https://www.47news.jp/news/new_type_pneumonia/4857523.html

新著『閉ざされた扉をこじ開ける~排除と貧困に抗うソーシャルアクション』(朝日新書)、3月13日刊行です!

日々のできごと 書評・関連書籍

拙著『閉ざされた扉をこじ開ける~排除と貧困に抗うソーシャルアクション』が3月13日、朝日新書から刊行されます。

朝日新聞社のオピニオンサイト「論座」で、3年以上にわたって連載をしているシリーズ「貧困の現場から」の記事をもとに、最新の情報や活動報告を加えて、大幅に加筆・修正した内容になっています。

すでに予約も始まっているので、ぜひお買い求めください。

 

 

全国書店ネットワークe-honサイトはこちら。

 

『閉ざされた扉をこじ開ける~排除と貧困に抗うソーシャルアクション』 

著者:稲葉剛

本体790円+税(計869円)

新書: 224ページ
出版社: 朝日新聞出版 (2020/3/13)

ISBN-10: 4022950595
ISBN-13: 978-4022950598

《内容紹介》
住宅確保は自己責任とされ政策として意識されたことのない日本。
住まいの貧困に取り組む著者は、
住宅確保ができずに路上生活から死に至る例を数限りなく見てきた。
支援・相談の現場歴二十余年の経験から、「2020以後」の日本社会に警鐘を鳴らす。

《目次》

はじめに   

第1章 2020年東京五輪の陰で排除される人々  

・池袋西口公園から消えた路上生活者
・新国立競技場建設に伴う排除
・都営霞ヶ丘アパートの取り壊し
・追いやられる原発事故避難者
・「祝賀資本主義」の弊害
・命と安全を守る意識が欠如した台東区
・カジノ問題で揺れる横浜・寿町
・ホームレス問題とギャンブル依存症の深い関連
・立教大学におけるカジノ推進イベント
・犯罪歴のデジタルタトゥー
・貧困状態を固定化しかねない「バーチャルスラム」
など

第2章 世代を越えて拡大する住まいの貧困  

・今晩から野宿になるとブログで報告した若者
・親元から出ることができない若者たち
・困難極める単身高齢者の部屋探し
・障害者差別解消法は入居差別をなくせるか
・新たな住宅セーフティネット制度
・外国人への入居差別
・LGBTの住まい探しの困難
・「LGBT支援ハウス」開設
・住宅政策を選挙の争点に
など

第3章 最後のセーフティネットをめぐる攻防  

・「私は人間だ、犬ではない」
・立川市生活保護廃止自殺事件調査団の結成
・「保護なめんな」ジャンパーの衝撃
・「生活保護受給者」から「生活保護利用者」 へ
・自民党の公約実現のための生活保護基準引き下げ
・厚生労働官僚はどのように痕跡をもみ消したのか
・「貧困スパイラル」という「悪魔のカラクリ」
・「健康で文化的な生活」とは?
など

第4章 見えなくさせられた人たちとつながる  

・『路上脱出ガイド』を作成、無償配布
・待っているだけでは出会えない少女たち
・漂流する妊婦を支える
・新たな基金を作り、緊急宿泊支援に助成
・「障害の社会モデル」、変わるべきは社会環境だ
・健康格差を生じさせる社会的要因
・貧困対策にも分断が持ち込まれている
・誰も路頭に迷わせない東京をつくる
・新宿で「年越し大人食堂」を開催
など

おわりに   

認定NPO法人ビッグイシュー基金の共同代表に就任しました。

日々のできごと

2017年より私は、認定NPO法人ビッグイシュー基金の理事を務めてきましたが、このたび、同基金が複数代表制に移行したのに伴い、共同代表に就任いたしました。

今後、ビッグイシュー基金は、米本昌平さん、枝元なほみさんと私の3人代表制という形になります。前理事長で、有限会社ビッグイシュー日本代表の佐野章二さんは、引き続き、同基金の理事として関わってくれることになっています。

1991年にイギリスで始まった「ビッグイシュー」は、世界各国で販売されていますが、日本では2003年に「ビッグイシュー日本版」の販売が開始されました。日本では有限会社ビッグイシュー日本が月2回発行し、350円の販売価格のうち180円がホームレス当事者である販売者の取り分になる仕組みです。

認定NPO法人ビッグイシュー基金は、雑誌の発行が始まってから4年が経った2007年、ホームレスの人々の支援には雑誌販売を通した仕事づくりだけでなく、総合的なサポートが必要だという趣旨で設立されました。

ビッグイシュー基金は誰もが生きやすい社会を作るため、1.ホームレスを中心に生活困窮者の自立を応援、2.ホームレス問題解決のネットワークづくりと社会への政策提案、3.ボランティア活動と市民参加という3本柱の応援事業を展開しています。

私はこれまで『路上脱出・生活SOSガイド』の編集や配布、『住宅政策提案書』、『若者の住宅問題』などの調査・提言活動など、さまざまな分野でビッグイシュー基金の活動に関わってきました。

今後は、共同代表の一人としてビッグイシュー基金の活動をさらに発展させていきたいと考えています。一般社団法人つくろい東京ファンドの代表理事としての活動、立教大学教員としての仕事と「兼業」する形になりますが、よろしくお願いいたします。

以下は、「ビッグイシュー日本版」2019年12月15日号の「ビッグイシュー基金通信」欄からの引用です。

ビッグイシュー基金は複数代表制になりました

基金は19年11月4日の理事会で、理事長・副理事長体制から複数代表制へ変えることにしました。
権限や責任を分散し、活動を外へ開き、大きく変化する社会へ対応するためです。

新共同代表3人は米本昌平(東京大学客員教授)、稲葉剛(一般社団法人つくろい東京ファンド代表理事)、枝元なほみ(料理研究家)です。
さらに外へ開く基金の活動への参加を心よりお待ちします。

 

「ホームレス支援をアップデートする」~「ビッグイシュー」364号でゲスト編集長を務めました

日々のできごと

8月1日から販売されている「ビッグイシュー日本版」364号で、ゲスト編集長を務めました。特集のタイトルは、「ホームレス(HOMELESS)支援をアップデートする」です。

 

THE BIG ISSUE JAPAN364号

特集 ホームレス支援をアップデートする――稲葉剛ゲスト編集長

2万5296人(2003年)から4555人(2019年)へ。厚生労働省の概数調査では「ホームレス」数が減り続けている。この十数年間、官民による支援が広がった結果、路上や公園、河川敷など屋外で暮らす人が劇的に減少したのは事実だ。

しかし、「ホームレス“homeless”」という言葉を「安心して暮らせる住まいがない状態」というグローバルスタンダードの定義で捉えると、見えてくる風景は一変する。家庭に居場所がなく、街をさまよう10代の子どもたち、難民として日本に逃れてきた外国人、ネットカフェで途方に暮れる妊婦……。私たちが通常、イメージする中高年男性中心の「ホームレス」像とは違い、世代や国籍も多様な人たちが住まいを失っている現実が広がりつつある。

支援の現場では、homeless状態にある人たちを支えるための新たな動きが始まっている。アップデートされつつあるhomeless支援の最前線をお伝えする。(稲葉剛)

*目次より

対談 稲葉剛 × 仁藤夢乃さん

オリンピックを機に「包摂都市」目指す
ARCH 河西奈緒さん

難民シェアハウス「TOKIWA」オープン
WELgee 渡部清花さん

「居場所がない妊婦」からのSOS!
ピッコラーレ 中島かおりさん

「JOIN」4つの市民団体が連携
コミュニティワーク研究実践センター 佐渡洋子さん

〈コラム〉スコットランドに“ホームレス村”誕生

 

364号の表紙は、『セサミストリート』のリリー。ホームレスの女の子という設定です。
TOP INTERVIEW スペシャルインタビュー

『セサミストリート』リリー

世界中で愛される教育テレビ番組『セサミストリート』に2011年から登場した「リリー」は、食料不安を抱えた後、家族でホームレス状態になった女の子。リリーの誕生秘話、そして子どもたちとともにホームレス問題を語らう重要性について、制作者たちが語ります。

ビッグイシューは、ホームレスの人たちの仕事づくりを目的とした雑誌です。販売場所は、下記をご覧ください。

ビッグイシュー販売場所

販売者の小磯さんに販促用のパネルを持ってもらい、写真を撮らせていただきました。小磯さんは、ホームレス経験者によるダンスチーム「ソケリッサ!」のメンバーとしても知られています。

ぜひ路上でお買い求めください!

 

関連記事:女子高生とホームレス~安心できる場所を作るために:対談 仁藤夢乃さん(2014年12月)

 

書籍刊行から1年!広がる #ハウジングファースト テレビや演劇でも。

日々のできごと

昨年4月に、稲葉剛・小川芳範・森川すいめい編『ハウジングファースト~ 住まいからはじまる支援の可能性』(山吹書店・JRC)が刊行されて1年になります。

※画像をクリックすると、出版社のサイトに移ります。

関連記事:【2018年5月27日】毎日新聞書評欄で『ハウジングファースト』が紹介されました。

専門書なので売れ行きは地味ですが、福祉・医療関係者を中心にじわじわと広がってきています。

NHK Eテレの「ハートネットTV」でも、ついに「ハウジングファースト」の特集が組まれることになりました。

東京都内の7団体で構成され、私も関わっている「ハウジングファースト東京プロジェクト」の活動に取材した番組です。4月9日(火)20時から放映されるので、ぜひご覧ください(再放送は4月16日(火)13時5分~)。

ハートネットTV TOKYO“ホームレス”2019「ハウジングファースト」

ホームレスを取り巻く現状が厳しさを増しているのではないかと懸念されている。そんな中、ホームレス支援のエキスパートたちが立ち上げた新発想のプロジェクトとは?!

 

また、「ハウジングファースト東京プロジェクト」では元ホームレスの人たちによるパン作りの取り組みも行なわれていますが、この「池袋あさやけベーカリー」の実話をもとにした演劇『つながりのレシピ』(秋田雨雀・土方与志記念 青年劇場第121回公演)が4月5日から始まりました。

※画像をクリックすると、劇団のサイトに移ります。

秋田雨雀・土方与志記念
青年劇場第121回公演

つながりのレシピ

福山啓子=作  関根信一=演出

「順調に失敗だらけ」のパン作り
苦労を取り戻しこころが健康になる物語

孤独に陥った男の「人」とのつながり直しは・・・

あらすじ

ところは東京・池袋にほど近い住宅街の一角にあるとある家。
あるじの陽一は、定年直後に妻を失い、すっかり意気消沈。
そんな父を心配して娘が時々様子を見に来ている。
ある日、はからずも妻が遺したレシピをもとにパンを焼くことになったのだが、
手伝いに集まったのは、元ホームレスや精神的病いを抱えている人たちだった・・・!

4月14日まで、紀伊國屋サザンシアターTAKASHIMAYAで公演があるので、ぜひ観に行っていただければと思います。劇場では『ハウジングファースト』の本も販売してくれています。

劇団のサイトには私の推薦文も掲載していただきました。

https://www.seinengekijo.co.jp/s/recipe/recipe-me.html

稲葉剛(一般社団法人つくろい東京ファンド代表理事)

「ホームレス」という名前の人がいるわけではない。
生活に困窮して、ホームレス状態に陥った一人ひとりの人間がいるだけだ、と私たち支援関係者は訴えてきました。
この演劇を通して、そうした一人ひとりの人生に想いをめぐらす方が増えることを願っています。

 

テレビ番組や演劇を通して、ぜひハウジングファーストの実践に触れていただければと思っています。よろしくお願いします。

 

誰も路頭に迷わせない東京へ!「東京アンブレラ基金」設立にご協力を!

日々のできごと

3月28日(木)、私が代表理事を務める「つくろい東京ファンド」は新たなプロジェクト立ち上げのためのクラウドファンディングを開始しました。

「今夜、行き場のない人」を路頭に迷わせないため、団体の枠を越えた基金を作りたい!- クラウドファンディングCAMPFIRE

今日も、誰かの緊急事態。でも、東京には「傘」がない。

世代、国籍、SOGI……あらゆる分断を越えて、誰も路頭に迷わせない東京をつくるため、8団体協働で緊急一時宿泊時の宿泊費拠出と横断的な調査をおこなう「東京アンブレラ基金」を立ち上げます。

 

近年、さまざまな分野で対人援助を行なっている都内の団体が、住まいを喪失した相談者(対象は、路上生活者、十代の若者、LGBT、難民などそれぞれ)への緊急支援としてネットカフェやビジネスホテルなどの宿泊代等を自腹で支給するケースが増えているという話を聞く機会が増えてきました。

そこで、つくろい東京ファンドとして「東京アンブレラ基金」という基金を設立し、各団体が実施する緊急支援に対して、1人あたり1泊3000円(4泊まで)の助成をおこなうという仕組みを作ることにしました。
「アンブレラ」という言葉には、「雨露をしのぐことのできる場所」という意味を込めています。

社会的には、さまざまな分野で活動をする団体が連携をすることで、「世代や国籍、SOGIといった様々な分断を越えて、誰も路頭に迷わせない東京をつくる」というメッセージを打ち出していきたいと考えています。

現時点で、「東京アンブレラ基金」の協働団体となることが決まっているのは、以下の7団体です。

・NPO法人TENOHASI(路上生活者支援)
・一般社団法人Colabo(若者支援)
・認定NPO法人難民支援協会(難民支援)
・LGBTのハウジングファーストを考える会・東京(LGBTの生活困窮者支援)
・NPO法人豊島子どもWAKUWAKUネットワーク(子ども支援)
・避難の協同センター(原発避難者支援)
・NPO法人 人身取引被害者サポートセンター ライトハウス(人身取引被害者支援)

また、広報や調査研究では、「東京ストリートカウント」の取り組みで知られるARCHにご協力いただいています。

クラウドファンディングは200万円を目標にしています。これは延べ660泊を可能にする金額です。
集まった資金は、クラウドファンディングの手数料を除き、全額が直接支援に使われます。

クラウドファンディングの成否はSNSでの拡散にかかっています。
ぜひ情報の拡散にご協力ください。よろしくお願いいたします。

 

「今夜、行き場のない人」を路頭に迷わせないため、団体の枠を越えた基金を作りたい! – CAMPFIRE(キャンプファイヤー) https://camp-fire.jp/projects/view/127236

#東京には傘がない #アンブレラ基金

2月22日(金)15時~生活保護引下げ違憲東京国賠訴訟を傍聴しよう!

日々のできごと

2013年からの生活保護基準引下げの違憲性を問う「いのちのとりで裁判」が全国各地で進められています。

東京では2つの裁判が進行していますが、先行する「はっさく訴訟」の第11回口頭弁論が2月22日(金)15時~東京地裁103号法廷で開かれます。

弁護団の白木敦士弁護士に今回の口頭弁論の「見どころ」をまとめていただきましたので、ぜひご一読の上、傍聴にお越しください。

https://blog.goo.ne.jp/seihohassaku/e/9be06e0f043df23d1bd6a08383b6953d

はっさく訴訟原告団を応援してくださる皆様

平素より、生活保護引下げ違憲東京国賠訴訟(はっさく訴訟)をご支援いただきまして誠に有難うございます。日頃より多大なるご支援を賜りまして、感謝申し上げます。

弁護団事務局長(弁護士)の白木敦士と申します。次回弁論期日に関するご案内をさせていただければと思い、記事アップをさせていただきました。
お手数ではございますが、ご案内を拡散いただければ幸いです。

また、寒さが厳しい時期となりますが、裁判所に足を運んでいただき、原告団を応援いただければ有難く思います。
どうぞ、宜しくお願い申し上げます。

1 次回期日
2019年2月22日(金)
15時00分~

2 法廷
東京地方裁判所103号法廷

3 ビラ配りの詳細
14時20分から、東京地方裁判所・桜田門側エントランス前で実施する予定です。
雨天時については、行いません。

4 事件の進行予定(予定)
(1)原告提出書面の陳述
(2)弁護団・意見陳述
(3)原告本人・意見陳述

5 傍聴の見どころ

(1)ポイントその1

これまで、被告国側からは、以下の点に対する主張がなされました。
被告国が裁判所に提出した反論の書面の目次を抜き出しますと、以下の通りとなります。
①生活保護基準の設定及び改定は、専門家によって構成される審議会等の検討結果に基づくものでなければならない旨の原告らの主張に理由がないこと
→つまり、「生活保護基準の設定及び改定は、専門家が議論した検討結果に基づかなくてもよいのだ!」という反論です。

②「原告らは、老齢加算東京訴訟最高裁判決及び老齢加算福岡訴訟最高裁判決の意義を正解していないこと」
→つまり、「厚生労働大臣には広範な裁量権が認められているところ、基準引き下げについての政策判断は問題がない」という反論です。

③「被告らが本件保護基準改定の判断過程について自らの判断に不合理な点がないことについて何ら主張立証していない旨の原告の主張が失当であること」
→つまり、「原告は、国が違法なことをしたというのなら、自分で証拠を探して提出すればよく、国が資料を開示しないことは問題がない。」という反論です。

次回では、これらの被告の主張に対して、原告らによる反論の書面を提出する予定です。

(2)ポイントその2

従前、我々は、平成25年から始まった段階的引き下げに際して、いかなる議論が厚労省内でなされ、また、いかなる資料が作成されたのかとの点について、被告国に対して、資料の開示を求めて参りましたが、国側は「これ以上、回答の要はない。」、「資料が残っていない。」として、資料の開示を拒んできました。
今回は、平成30年に実施された基準引下げに際しては、「さすがに資料がないとは言わせない!」として、開示を求めて行こうと考えています。平成30年における基準引き下げ時に作成された資料や、開催された会議等が特定されれば、本訴訟で問題となっている、平成25年から始まった基準引き下げの際においても、同様の資料や会議が存在したことを推認することができるからです。

(3)ポイントその3

生活保護基準改悪に対する想い、国側の訴訟姿勢について、原告本人か直接語っていただく予定です。

もっとも、以上はあくまで現時点における予定となり、変更となる可能性があることをご了承ください。

6 報告集会の詳細
2019年2月22日(金)
15時45分~
場所:弁護士会館5階508ABC 会議室

2018年を振り返る。そして新たなプロジェクトへ

日々のできごと

早いもので、今年も残すところ約3週間になりました。2018年の自分の活動を振り返ってみたいと思います。

『ハウジングファースト』を刊行!

今年の一番大きな出来事は、4月に『ハウジングファースト』を刊行したことです。
ずっと前から「ハウジングファーストをきちんと紹介した本邦初の本を出したい」と思っていたのですが、ようやく実現することができました。

稲葉剛・小川芳範・森川すいめい編『ハウジングファースト』、好評発売中です!

『ハウジングファースト』の刊行をきっかけに、このテーマで講演をする機会も増えてきました。

6月には、尊敬する生田武志さんとの対談も書籍化されました。

生田武志×稲葉剛『当たり前の生活って何やねん?! 東西の貧困の現場から』、6月2日刊行!

昨年、オープンした「カフェ潮の路」は今年4月に開店1周年を迎えることができました。
1周年を記念して、カフェのすぐそばにあるカトリック徳田教会の会場をお借りして、「感謝の集い」を開催しました。

カフェ潮の路1周年記念イベントを開催しました!

また、「カフェ潮の路」の名物の一つである「お福わけ券」は8月に累計1000枚を突破し、今では1200枚を超えています。

【カフェ潮の路】お福わけ券がついに1000食突破しました!

「お福わけ券」や自家焙煎の「潮の路珈琲」は、つくろい東京ファンドオンラインショップでも扱っています。ぜひご覧ください。

LGBTコミュニティとの協働

今年新たに取り組んだのは、「LGBT支援ハウス」を開設するプロジェクトです。
昨年、「LGBT×貧困」というシンポジウムに呼んでいただいたのがきっかけになり、LGBTの生活困窮者を支援する方法について、LGBTコミュニティに関わる方々と議論を続けてきました。

今年の夏には「LGBTハウジングファーストを考える会・東京」が発足。「日本初!貧困・孤独・病気 負のスパイラルから抜け出すための『LGBT支援ハウス』をつくりたい!」というタイトルのクラウドファンディングを展開し、見事、目標額を達成することができました。

「LGBT支援ハウス」がなぜ必要なのか、という点については、私がWEBRONZAの連載に書いた記事をご参考にしてください。

[19]LGBT支援ハウスがなぜ必要なのか? – 稲葉剛|WEBRONZA – 朝日新聞社の言論サイト

「LGBTハウジングファーストを考える会・東京」では現在、物件の選定を進めており、早ければ年内にも支援ハウスをオープンさせる予定です。

 

10月には、LGBT支援ハウスのプロジェクトでもご一緒している中野区議の石坂わたるさん、ALSなど難病を抱える人たちの介護支援に取り組むNPO法人ALS/MNDサポートセンターさくら会の事務局長の川口有美子さんと共に、「政治から差別発言をなくすために私たちがすべきことは?」と題した院内対話集会を開催しました。

この集会は、杉田水脈議員のLGBT差別発言が直接のきっかけとなった企画でしたが、集会では麻生財務大臣の問題発言についても議論されました。

【2018年10月26日】朝日新聞「麻生氏また舌禍」にコメント掲載

院内集会での基調講演は東京大学先端科学技術研究センター准教授の熊谷晋一郎さんにお願いしました。

最近、BuzzFeed Newsに、この日の熊谷さんの講演録(全3回)が掲載されたので、そちらもぜひご一読ください。

なぜ政治家が差別発言をしてはいけないのか? 「障害は皮膚の内側ではなく、外側にある」

90年代からの活動を振り返る

私が貧困問題に関わるようになって、来年でちょうど25年になります。今年は90年代の支援活動を振り返る取材も多く受けました。

今年の1月、『AERA』の「社会企業家」特集のインタビューを受け、2月5日号(1月29日発行)に記事が掲載されました。
「私は、『社会企業家』というより『活動家』なのですが、それでもいいですか」という点を確認させていただき、インタビューに応じたのを覚えています。
記事では、1994年からの私の活動を紹介していただきました。

【2018年1月29日】AERA「社会起業家」特集にインタビュー記事が掲載

また、5月には拙著『鵺の鳴く夜を恐れるために』(エディマン/新宿書房、2015年)を読んだ映像制作者の方から、本の内容を映像化したいというご提案があり、新宿ダンボール村時代の活動を振り返る16分の動画を作っていただきました。

90年代の新宿ダンボール村を振り返る動画が公開されました。

 

生活保護問題と「住まいの貧困」問題への取り組み

このように今年もさまざまな活動を行なってきましたが、従来から取り組んでいる生活保護問題や「住まいの貧困」問題に関する活動も続けています。

生活保護問題では、生活保護問題対策全国会議の幹事及び「いのちのとりで裁判全国アクション」の共同代表として、今年度、再び強行された基準引き下げへの抗議と2013年度からの過去最大の引き下げを憲法違反とする全国の裁判の応援を続けています。

生活保護の利用当事者、経験者の声が国政の場に響き始めた!

「住まいの貧困」問題では、「住まいの貧困に取り組むネットワーク」の世話人として、今年2月に参議院国民生活・経済調査会で参考人として意見陳述を行なったほか、折に触れて発信を続けています。

世代を越えて広がる「住まいの貧困」。国会での真摯な議論を求めます。

【2018年8月2日】朝日新聞「住を支える そしあるハイム火災から半年」にコメント掲載

広がる住宅支援と仕事づくり、そして新プロジェクトへ

私が代表理事を務める一般社団法人つくろい東京ファンドでは、「市民の力でセーフティネットのほころびを修繕する」というコンセプトのもと、カフェ潮の路の運営のほか、都内の空き家・空き室を活用したハウジングファースト型の住宅支援を他団体と連携しながら展開しています。つくろい東京ファンドが都内で借り上げている部屋は計23室になりました。

『新たな社会的住宅の創出×運営の試み』(NPOコレクティブハウジング社)の事例として取り上げられました

そして仕事づくりの分野では、現在、「カフェ潮の路」及び「潮の路珈琲」(自家焙煎珈琲の製造・販売)に続く新たなプロジェクトが始動しています。
それは、この壺を活用して「あるもの」を作る事業です。

順調に行けば、来年の初めには新プロジェクトの全貌を紹介できるかと思います。
ぜひご期待ください。

また本日(12月8日)、国会で「改正」入管法が成立しました。働く外国人の人権をどう守るのか、という議論が不充分なまま、来年4月より外国人労働者の受け入れが拡大することになります。
入管法「改正」をめぐる国会での審議では、外国人の人権擁護に取り組んできたNPOや労働組合関係者などでつくる「移住者と連帯する全国ネットワーク」の尽力により、すでに日本国内で働いている外国人技能実習生の劣悪な労働実態が明らかになりました。

今後、本格的な移民の時代を迎えるにあたり、生活困窮者支援に取り組んできた私たちも外国人の貧困問題への取り組みを強化しなければならないと考えています。来年はその模索の年にしていきたいと思います。

今年もさまざまな方のご支援、ご協力により、活動を進めていくことができました。ありがとうございます。

来年も「いのち・すまい・けんり」にこだわった活動を続けていきたいと思います。よろしくお願いいたします。

つくろい東京ファンドへのご支援は、こちら。

 

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