メディア掲載

【2020年8月】コロナ禍における生活困窮者支援に関する各メディア報道

メディア掲載 日々のできごと

2020年7月の稲葉が関わっている生活困窮者支援活動についての報道をまとめました。
各リンク先をご覧ください。

 

【8月13日】コロナウイルス席巻中に見せられた現実は「自己責任論」では解決しないという教訓をもたらす―稲葉 剛『閉ざされた扉をこじ開ける 排除と貧困に抗うソーシャルアクション』中島 京子による書評

https://news.yahoo.co.jp/articles/0d56ea50ac29b87f9ecca219345d8b090d817360

 

【8月19日】「反貧困犬猫部」を作ったチワワ、天に召される。の巻(雨宮処凛)

https://maga9.jp/200819-1/

 

【8月20日】コロナで困窮の外国人らに「支援強化を」 国に申し入れ:朝日新聞デジタル

https://www.asahi.com/articles/ASN8M6TPTN8MUTIL034.html

 

【8月23日】生活保護「決定に1カ月」と説明 支援団体、迅速支給を訴え:東京新聞 TOKYO Web

https://www.tokyo-np.co.jp/article/50651

 

【8月24日】DEAN FUJIOKAが聞く貧困問題 「頑張って働けばなんとかなる」時代ではないから、考えたいこと

https://news.yahoo.co.jp/articles/fba4a938c69201e9866d15166c0098fb09b064db

 

【8月26日】貧困拡大の第二波と制度から排除される人々 – 稲葉剛|論座 – 朝日新聞社の言論サイト

https://webronza.asahi.com/national/articles/2020082400012.html

 

【8月30日】無料低額宿泊所の滞在15年超も 多摩地域30市町村、長期化が常態化:東京新聞 TOKYO Web

https://www.tokyo-np.co.jp/article/51999

 

【8月31日】「貧困拡大の第2波も襲来」 関東と関西で200世帯の住居確保へ。生活困窮の難民も対象に

https://www.buzzfeed.com/jp/yutochiba/big-issue-ouchi

【2020年7月14日】朝日新聞「私の視点」欄に「コロナ禍の困窮者対策/災害時と同様の住宅支援を」が掲載。

メディア掲載 提言・オピニオン

2020年7月14日付け朝日新聞朝刊「私の視点」欄に、「コロナ禍の困窮者対策 災害時と同様の住宅支援を」が掲載されました。

コロナ禍の困窮者対策/災害時と同様の住宅支援を

 

今年3月以降、不動産の賃貸契約を結ぶため、印鑑を押印するのが日課のようになっている。コロナ禍の影響で、仕事と住まいを失った人たちを受け入れる個室シェルターの増設を進めているからだ。

個人や企業からの寄付金をもとに、新たに借り上げた都内の民間アパートの部屋は、まもなく30室に達する。各部屋には、着の身着のままの状態の人がすぐに入居できるように、購入した家電製品と布団を搬入しているが、搬入の数時間後には入居者を迎え入れている部屋も少なくない。以前から借り上げている25室も活用しながら、連日、行き場を失った10代から70代の男女を受け入れているが、シェルターの整備は追いつかない状況だ。最近はペットの犬や猫と一緒に路頭に迷う人も出てきているので、ペットとともに暮らせるシェルターも整備する予定だ。

民間の私たちが個室シェルターの整備に奔走しなければならないのは、行政の支援からこぼれ落ちる人が続出しているからだ。東京都は今年4月、ネットカフェへの休業要請により寝泊まりをする場を失った生活困窮者に対してビジネスホテルの提供を開始したが、都内に約4000人いるネットカフェ生活者のうち、支援を受けられた人は約3割にとどまった。私たちのもとには、「都の窓口で相談したが、対象外と言われたので、野宿をせざるをえなくなった」「都と区の窓口をたらい回しにされた」「所持金がなくなり、生活保護を申請したら、ネットカフェより居住環境の悪い相部屋の民間施設に連れて行かれた」といった相談が相次いだ。また、ホテルの後に移れる一時的な住宅の提供も一部の人に限定されたため、6月以降、ネットカフェに戻らざるをえなくなった人も少なくない。

私たちは都に支援策の改善を求める一方、国に対しても災害時と同様の大規模な住宅支援の実施を求めてきた。近年、災害時には、行政が民間賃貸住宅の空き家を借り上げて、被災者に提供する「みなし仮設」方式の住宅支援が実施されているが、コロナ禍も「災害」と認定すれば、住まいを失った人に住宅を直接提供することは可能なはずだ。この提言は4月の国会審議で野党の提起で議論されたが、国の2次補正予算に盛り込まれることはなかった。

感染症の終息が見通せない中、経済危機は長期化の様相を呈している。今後、さらに住まいを喪失する生活困窮者が急増しかねない状況だ。私たち民間支援団体の努力も限界に達しつつある。「ステイホーム」をするべき「ホーム」を失った人をどう支えるのか。国の存在意義が問われている。

 

一般社団法人つくろい東京ファンド代表理事 稲葉剛

【2020年7月】コロナ禍における生活困窮者支援に関する各メディア報道

メディア掲載 日々のできごと

2020年7月の稲葉が関わっている生活困窮者支援活動についての報道をまとめました。
各リンク先をご覧ください。

【7月3日】コカ・コーラが医療機関と生活困窮者への支援で総額1億6050万円を寄付、新型コロナ対応で|食品産業新聞社ニュースWEB
https://www.ssnp.co.jp/news/beverage/2020/07/2020-0703-1737-16.html

【7月5日】再選確実の小池知事、コロナで生活が苦しい人々への支援に関心なし? 2期目に突きつけられた課題
https://www.buzzfeed.com/jp/yutochiba/tokyo-governer-yuriko-koike-2020

【7月13日】新型コロナ災害緊急アクションが活動報告会 「このままでは支援崩壊」 | 週刊金曜日オンライン
http://www.kinyobi.co.jp/kinyobinews/2020/07/13/antena-751/

【7月14日】考える「公共空間」とは 「パブリック 図書館の奇跡」公開記念 オンラインイベントで意見交わす:東京新聞 TOKYO Web
https://www.tokyo-np.co.jp/article/42324

【7月14日】コロナ禍で感染の恐れがあっても、10人部屋へ入居? 住まいの問題が、生活保護申請を阻む
https://www.buzzfeed.com/jp/yutochiba/covid-19-homeless-people-support-tokyo-20-07

【7月16日】<新型コロナ>都内23区 本紙アンケート 増える生活保護申請 支援現場、逼迫を懸念:東京新聞 TOKYO Web
https://www.tokyo-np.co.jp/article/42856

【7月17日】コロナ禍で困窮され「携帯電話」を失っている方々へ本人負担ゼロで電話をお渡しする「つながる電話」プロジェクトを開始。誰もがすまいや仕事へつながることができる社会の実現へ:時事ドットコム
https://www.jiji.com/jc/article?k=000000001.000061703&g=prt

【7月24日】生活困窮者にスマホ無料貸与 支援団体、コロナ禍受け:東京新聞 TOKYO Web
https://www.tokyo-np.co.jp/article/44601

【7月31日】コロナ感染再拡大「生活困窮者の相談が増えた」
https://www.nikkansports.com/general/news/202007310000596.html

 

関連記事:【2020年6月】コロナ禍における生活困窮者支援に関する各メディア報道 

※稲葉が代表理事を務めている一般社団法人つくろい東京ファンドへのご寄付は、こちらでできます(画像をクリックしてください)。

【2020年6月】コロナ禍における生活困窮者支援に関する各メディア報道

メディア掲載 日々のできごと

2020年6月の稲葉が関わっている生活困窮者支援活動についての報道をまとめました。
各リンク先をご覧ください。

【2020年6月1日】所持金150円、頼みの生活保護 たらい回しにする役所:朝日新聞デジタル
https://www.asahi.com/articles/ASN615SYCN5XULZU001.html

【2020年6月1日】仕事がない、家賃を滞納した… そんな時どうすれば?弁護士、支援団体に聞いた
https://www.buzzfeed.com/jp/yutochiba/covid-19-crisis-how-to-access-to-public-support

【2020年6月3日】まさか、家を失うとは… ~広がる 住居喪失クライシス~ | NHK クローズアップ現代+
https://www.nhk.or.jp/gendai/articles/4424/index.html

【2020年6月8日】稲葉剛さん「コロナで貧困拡大、リーマン以上」 「つくろい東京ファンド」代表に聞く:東京新聞 TOKYO Web
https://www.tokyo-np.co.jp/article/34074

【2020年6月8日】稲葉剛さん「福祉の崩壊始まっている」 インタビュー一問一答:東京新聞 TOKYO Web
https://www.tokyo-np.co.jp/article/34072

【2020年6月8日】困窮者33人の連絡先把握せずホテル退出促す 新宿区 市民団体「無責任」と抗議 – 毎日新聞
https://mainichi.jp/articles/20200608/k00/00m/040/277000c

【2020年6月9日】ホテル延長願い拒絶 ネカフェ難民男性が受けた冷たい対応:東京新聞 TOKYO Web
https://www.tokyo-np.co.jp/article/34294

【2020年6月9日】ホテルを出されて消えた87人。支援を打ち切った新宿区長が謝罪
https://www.buzzfeed.com/jp/yutochiba/tokyo-support-homeless-people-shinjuku

【2020年6月13日】無料・低額宿泊所の個室化に厚労省補助 利用急増で
https://www.nikkansports.com/general/news/202006130000588.html

【2020年6月14日】ネットカフェ難民を一時避難のビジネスホテルから追い出した「新宿区のウソ」
https://www.jprime.jp/articles/-/18146

【2020年6月16日】困窮者の生活保護申請と貸し付け、福祉事務所が「追い返し」 コロナ禍で申請増:東京新聞 TOKYO Web
https://www.tokyo-np.co.jp/article/35744/

【2020年6月19日】野宿者への食料配布、都庁「敷地利用×」 コロナ禍160人に退去迫る 「大雨でもルールだから」:東京新聞 TOKYO Web
https://www.tokyo-np.co.jp/article/36476

【2020年6月23日】39歳、コロナ解雇 1週間水だけ「死んじゃうのかな」:朝日新聞デジタル
https://www.asahi.com/articles/ASN6Q74H0N6DUJHB00W.html

【2020年6月25日】生活保護費引き下げは「国民感情を踏まえたもの」。違憲との訴えは認められず
https://www.buzzfeed.com/jp/yutochiba/inochi-no-toride-nagoya

【2020年6月29日】都知事選を前に…話題の映画について配信イベント「図書館は最後に残された聖域」- エキサイトニュース
https://www.excite.co.jp/news/article/Oricon_2165763/

 

関連記事:【2020年4月~5月】コロナ禍における生活困窮者支援に関する各メディア報道 

【2020年5月28日】日刊ゲンダイに拙著「閉ざされた扉をこじ開ける」の紹介記事が掲載。

メディア掲載

2020年5月28日付け日刊ゲンダイに、拙著「閉ざされた扉をこじ開ける~排除と貧困に抗うソーシャルアクション」(朝日新書)の紹介記事が掲載されました。

下記をクリックして、ご覧ください。

「閉ざされた扉をこじ開ける」稲葉剛氏

 

関連記事:新著『閉ざされた扉をこじ開ける~排除と貧困に抗うソーシャルアクション』(朝日新書)、3月13日刊行です! 

【2020年4月~5月】コロナ禍における生活困窮者支援に関する各メディア報道

メディア掲載 日々のできごと

2020年4月~5月、稲葉が関わっている生活困窮者支援活動についての報道をまとめました。

各リンク先をご覧ください。

 

【2020年4月8日】ネットカフェで暮らす4000人が路上に?新型コロナ、東京都の住宅支援はわずか500戸

https://www.buzzfeed.com/jp/yutochiba/tokyo-support-homeless-people-2

 

【2020年4月9日】新型コロナ・緊急事態:「居場所」失う恐れ ネットカフェ生活、危機感 – 毎日新聞

https://mainichi.jp/articles/20200409/ddm/041/040/058000c

 

【2020年4月13日】「危機に弱い社会」を作ってきた。新型コロナと新自由主義の帰結。稲葉剛さんインタビュー①|望月優大 @hirokim21 #note

https://note.com/hirokim/n/n5d1102fe799c

 

【2020年4月14日】今日も誰かの緊急事態。そして「家は健康にいい」。稲葉剛さんインタビュー②|望月優大 @hirokim21 #note

https://note.com/hirokim/n/n0975b13ae07e

 

【2020年4月16日】生活困窮者の支援拡充を要望 複数団体が国会内で会合

https://www.47news.jp/news/new_type_pneumonia/4725006.html

 

【2020年4月17日】新型コロナ福祉のダークサイド、ネットカフェ難民が追いやられた「本当の行き先」

https://www.jprime.jp/articles/-/17696

 

【2020年4月18日】「新型コロナ不況で家賃が払えない」打開策は? 収入激減のたかまつなながガチ指南

https://www.jprime.jp/articles/-/17705

 

【2020年4月20日】住居確保給付金、今すぐ確認を 家賃払えぬ人の対象拡大:朝日新聞デジタル

https://www.asahi.com/articles/ASN4N5DCSN4MUUPI001.html

 

【2020年4月22日】住まいは権利、まず安心できる「ホーム」を | Dialogue for People https://d4p.world/news/3450/

 

【2020年4月23日】突然の解雇、家賃もう払えない…2日で5000件超の生活相談。生活保護妨げる”水際作戦”続く実態も

https://www.buzzfeed.com/jp/yutochiba/people-support-gov

 

【2020年5月1日】論点:新型コロナ 広がる「格差」 – 毎日新聞

https://mainichi.jp/articles/20200501/ddm/004/070/012000c

 

【2020年5月2日】東京都「ネットカフェ難民」のホテル提供を出し惜しみ、消えた3349人の行方

https://www.jprime.jp/articles/-/17830

 

【2020年5月8日】住まいを失った人への支援の周知に消極的な東京都。 従来の支援のレールに乗れない人への対応は?

https://www.buzzfeed.com/jp/yutochiba/homeless-people-support-tokyo-0508

 

【2020年5月14日】<新型コロナ>困窮者の宿泊所、感染対策に懸念 高齢者多く、相部屋で「3密」も:東京新聞 TOKYO Web

https://www.tokyo-np.co.jp/article/16825

 

【2020年5月18日】新型コロナ 公営入居相談、全国1106件 中所得者にも支援を 「つくろい東京ファンド」の稲葉剛・代表理事の話 – 毎日新聞

https://mainichi.jp/articles/20200518/ddm/001/040/085000c

 

【2020年5月21日】<新型コロナ>路上生活者にも給付金を 当事者団体が国に要望書:東京新聞 TOKYO Web

https://www.tokyo-np.co.jp/article/16717

 

【2020年5月27日】所持金はゼロ。炊き出しに並び、仕事を探す人も。住まいを失った人への東京都の支援に潜む課題

https://www.buzzfeed.com/jp/yutochiba/tokyo-support-homeless-people-200526

 

【2020年5月28日】6月6日、生活困窮の電話相談会 弁護士や労働組合

https://www.47news.jp/news/new_type_pneumonia/4857523.html

【2020年3月30日&31日】NHKニュース、東京新聞にコロナ危機・家賃滞納問題に関するコメント掲載

メディア掲載

2020年3月30日付けNHK WEBニュース及び、3月31日付け東京新聞朝刊特報面に、稲葉のコメントが掲載されました。

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200330/k10012357551000.html

家賃払えない人など支援「住居確保給付金」活用を呼びかけ

新型コロナウイルスの感染拡大の影響で仕事を失っただけでなく、住まいも失ったり、家賃を払えなくなったりする人が増えるおそれがあり、国はこうした人たちに家賃を支給する「住居確保給付金」の活用を呼びかけています。

(中略)

生活が苦しい人を支援するNPOや研究者らでつくる「住まいの貧困に取り組むネットワーク」は28日、声明を発表し、すべての家主と不動産業者、家賃保証会社に対し、家賃が払えなくなった人たちに立ち退きを求めないよう要請しています。

ネットワークの世話人を務める稲葉剛さんによりますと、新型コロナウイルスの影響でイベントや営業の自粛が広がるなか、アルバイトやフリーランス、自営業の人たちから「収入が減って家賃の支払いに不安を感じる」といった相談が関連団体などに寄せられているということです。

これまで、家賃が払えず住まいを立ち退いた人たちがネットカフェなどを転々とするケースが目立ち、今回もこうした行動を余儀なくされる人が増えれば、ウイルスの感染拡大につながるおそれがあると訴えています。

稲葉さんは「収入が減って家賃の滞納が何か月と続けば、立ち退きを求められる事態が起きかねない。国と自治体には『自宅待機』や『外出自粛』を呼びかけるだけでなく、自宅を失わないための支援も求められる」と話しています。

 

https://www.tokyo-np.co.jp/article/tokuho/list/CK2020033102000190.html

【特報】「劇薬」都市封鎖を考える 迅速支援なければ困窮、自殺も

政府による緊急事態宣言と東京都の都市封鎖(ロックダウン)。今にも実行されそうなこれらの政策は、新型コロナウイルス感染爆発と医療崩壊を防ぐための究極の処方箋だとされるが、社会と経済の面での副作用が非常に大きすぎる劇薬でもある。こうした最後の一手に本当に科学的な根拠はあるのか、その前にやるべきことはないのか。探ってみた。(片山夏子、中山岳)

(中略)

生活困窮者を支援する一般社団法人「つくろい東京ファンド」の稲葉剛代表理事は、ロックダウンでネットカフェなどが閉鎖すれば路上生活者が急増すると懸念する。「すでに雇い止めや解雇、非正規雇用の大幅減収などが現れている。早い人で今月末から家賃が払えなくなる」

稲葉さんらは28日、家賃を払えなくなった人たちを無理やり追い出さないよう、緊急アピールを出した。「緊急事態宣言などで今後もっと困窮者や倒産が増える可能性がある。リーマン・ショックの時もそうだが、半年や一年、二年後など中長期的に経済的に行き詰まり、一層の困窮者や自殺者が出ることも考えられる。政府は現金給付に条件など付けず、早急に全ての人に出すべきだ」

(後略)

住まいの貧困に取り組むネットワークの緊急アピールは、こちら。

関連記事:家賃が払えない!生活費が尽きた!そんなあなたにできることは?(1)住宅維持編

 

【2020年1月10日】毎日新聞夕刊:「台風19号 避難所には『行かない』 路上生活者『差別受ける』」にコメント掲載。

メディア掲載

2020年1月10日付け毎日新聞夕刊記事「台風19号 避難所には『行かない』 路上生活者『差別受ける』」に稲葉のコメントが掲載されました。

https://mainichi.jp/articles/20200110/dde/001/040/040000c

台風19号 避難所には「行かない」 路上生活者「差別受ける」

 

昨年10月12日の台風19号から間もなく3カ月。その際に東京都台東区が路上生活者の避難所受け入れを拒否した問題で、支援団体が路上生活者たちに、当時の行動や避難所開設を知っていたかなどの聞き取り調査を実施した。調査の中で浮かび上がってきたのは、「避難所があったとしても行かない」という声だ。なぜ避難所に入ろうとしないのか。避難所を万人に開くだけで対応は十分と言えるのか。受け入れ拒否が浮き彫りにした課題を追った。【塩田彩】

(中略)

貧困支援をする一般社団法人「つくろい東京ファンド」代表理事の稲葉剛さんは「台東区の問題は日常の社会的排除の積み重ねによって引き起こされたものだ」と語る。

例えば東京都新宿区では、区が民間委託で運営する路上生活者向けの相談事業所1カ所にシャワーがあり、洗濯機も設置されている。誰でも無料で利用できる。稲葉さんは「(路上生活者が)こうした支援にアクセスできていれば、体を清潔に保つことができ、周囲の偏見も緩和されるだろう」と話す。「災害時の対応だけでは根本的な解決にはならない。行政はまず、当事者の声を聞くところから始めてほしい」

東京都世田谷区は台風19号の際、多摩川沿いの公園管理事務所を路上生活者向けの避難所として開放した。シャワーも設置されている。台風の時は毎回、近くの路上生活者たちに事務所の開放を知らせるチラシを配る。稲葉さんは「専用の避難所を作りつつ通常の避難所でも受け入れるという両方の対策が必要になる」と話す。

台東区は昨年12月、水害時に区役所など2カ所で路上生活者らを受け入れる方針を決定。雨風が強くなった場合は他の避難所でも受け入れる。支援団体とともに避難先を周知していくという。

路上生活者の実数を記録する活動などに携わる市民団体「ARCH(アーチ)」共同代表の河西奈緒さんは「さまざまな背景を持った人たちが暮らすのが都市の当たり前の姿。一人一人が抱える課題を公共空間の中でどう解決できるかを考えることが私たちが目指す方向のはずです」と話す。

 

関連記事:台東区の避難所問題。当事者への謝罪と検証・改善を求める要望書を提出。

【2020年1月】年越し大人食堂の活動が各メディアで報じられました。

メディア掲載

2019年12月31日と2020年1月4日の2回、東京・新宿で「年越し大人食堂」が開催されました。

開設の経緯については、こちらの記事をご覧ください。

[36]「無事に年が越せる」安心をすべての人に – 稲葉剛|論座 – 朝日新聞社の言論サイト https://webronza.asahi.com/national/articles/2019122200002.html

 

「年越し大人食堂」の様子は、朝日新聞、BuzzFeed、ダイヤモンド・オンラインの各メディアで報じられました。それぞれ、下記リンク先よりご覧ください。

 

所持金40円の大みそか ここがなければゴミ食べていた
https://www.asahi.com/articles/ASN143RD1N14UTIL00N.html

来年は一からやり直したい。「年越し大人食堂」に集った路上で暮らす人の思い
https://www.buzzfeed.com/jp/saoriibuki/toshikoshi-otona-shokudo

「財布には100円もなかった」ウリ専で食いつなぎ、通院もできなくなったバーテンの男性が初めて頼れた「大人食堂」
https://www.buzzfeed.com/jp/naokoiwanaga/otonashokudou-2

「年越し大人食堂」に集まった生活困窮者の実像、光は見出せるか
https://diamond.jp/articles/-/225489

【2019年12月】映画『家族を想うとき』に関するインタビューがBuzzFeedに掲載。

メディア掲載

ケン・ローチ監督の新作『家族を想うとき』に関するインタビュー記事がBuzzFeedに2回にわたって掲載されました。
下記リンク先よりご覧ください。

 

イギリスよりも過酷? 「やりがい搾取」で追い込まれる日本の宅配ドライバーの現実

https://www.buzzfeed.com/jp/naokoiwanaga/kazokuwoomoutoki-inaba-1

「働く人の側に立って考える癖をつけられたら」 人間らしい暮らしを取り戻すためにできること

https://www.buzzfeed.com/jp/naokoiwanaga/kazokuwoomoutoki-inaba-2

 

 

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