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3月12日(土) 反貧困ネットワーク広島講演会「現代日本における住まいの貧困」

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反貧困ネットワーク広島講演会「現代日本における住まいの貧困」

160312
■日時:2016年3月12日午後1時30分~
■場所:南区地域福祉センター(南区役所別館)大会議室
広島市南区皆実町1-4-46(南区役所東隣)
■講師:稲葉剛さん(認定NPO自立生活サポートセンター・もやい理事)

主催:全国クレサラ・生活再建問題被害者連絡協議会

共催:NPO法人反貧困ネットワーク広島、広島県生活と健康を守る会連合会

お問い合わせ:NPO法人反貧困ネットワーク広島

電話 082-545-7709 URL http://www.geocities.jp/hinky_hiroshima/

 

 

 

 

2月3日(水) 映画『蜃気楼の舟』上映後トークショーで竹馬靖具監督と対談します

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路上生活者を搾取する貧困ビジネス「囲い屋」を舞台にした異色のアート映画『蜃気楼の舟』が、1月30日(土)から東京・渋谷のUPLINKで上映されます。

映画の公式サイトには、松岡正剛さん、ドリアン助川さん、想田和弘さんといった方々とともに、稲葉もコメントを寄せています。ぜひご覧ください。

『蜃気楼の舟』公式サイト・コメントページはこちら。

『蜃気楼の舟』の竹馬靖具監督とは、同時期にモーションギャラリーのクラウドファンディングを行なっていた、というつながりもあり、昨年10月に一緒にイベントを開催したことがあります。

このイベントでの対談に関する記事は、web DICEのページにアップされているので、あわせてご一読ください。

地縁・血縁でない、体験や問題を共有する“居場所”作りへ―映画『蜃気楼の舟』から考える:竹馬靖具監督×つくろい東京ファンド・稲葉剛氏「都電テーブル」イベント・レポート

2月3日(水)の夜には、映画上映後のトークショーで竹馬靖具監督と再び対談をすることになりました。詳細とご予約は以下のページをご参照ください。

『蜃気楼の舟』 – 1/30(土)公開 | UPLINK

2月3日(水)は行けない、という方も、ぜひ映画はご覧になっていただければと思います。トークショーにも様々な方が来られます。ご注目を!

 

11月20日(金) 中京大学総合政策学部フォーラム講演会「現代日本における住まいの貧困」

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http://www.chukyo-u.ac.jp/event/2015/10/010022.html

中京大学総合政策学部フォーラム講演会「現代日本における住まいの貧困」

2015.11.20sougou

 

日時:11月20日(金)16:40~18:10

場所:中京大学名古屋キャンパス図書館・学術棟(1号館)3階清明ホール

交通アクセスは、こちら。

キャンパスマップは、こちら。

講師:稲葉剛(立教大学大学院21世紀社会デザイン研究科特任准教授)

入場無料。一般の方も参加できます。

 

11月17日(火) 戦争と貧困を考える

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戦争と貧困を考える

日時:11月17日(火)18:30~20:30
場所:聖イグナチオ教会 ヨセフホール
アクセスマップはこちら。

151117イグナチオ集会

「今年9月、多くの人々の反対を押し切って、安全保障関連法が国会で強行採決されました。戦後70年を経て、日本は「戦争をしない国」から「戦争ができる国」へと第一歩を踏み出しつつあります。

自衛隊の海外派遣の拡大は、国内の貧困問題にどのような影響を与えていくのでしょうか。戦争と貧困の深いつながりについて、歴史も踏まえながら共に考えていきましょう。

また、東日本大震災と福島原発事故により、全国で避難生活を送る20万人以上の人びとの中には、生活困窮に苦しむ世帯もあります。被災や避難、被ばくといった経験をした子どもたちが今度は戦争への不安を感じています。

子どもたちに私たちが今なにができるのか。ごいっしょに考えてみませんか?

講演:稲葉剛

認定NPO法人自立生活サポートセンター・もやい理事、一般社団法人つくろい東京ファンド代表理事、立教大学大学院21世紀社会デザイン研究科特任准教授。
著書に『ハウジングプア』(山吹書店)、『鵺の鳴く夜を正しく恐れるために』(エディマン)など。

お話し:信木美穂さん

きらきら星ネット事務局・東京災害支援ネット幹事・ホームレス総合相談ネットワーク事務局
著書『絵と詩の祈り ひまわりの丘 福島の子どもたちとともに』(LABO)、編著書に東京災害支援ネット〈とすねっと〉『3・11福島から東京へ―広域避難者たちと歩む』(山吹書店)。

【参加費】 自由献金制 ※ どなたでも参加できます。事前申し込みは、不要です。
【主 催】麹町教会メルキゼデクの会・ベグライテン・ミシュカの森・きらきら星ネット
【共 催】上智大学哲学科

【問合せ】
ANA71805★nifty.com(入江) ★を@に変えてください。

11月14日(土)シンポジウム 「ハウジングファーストと社会デザイン―フランスと日本の実践から 」

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http://www.rikkyo.ac.jp/events/2015/11/16832/

立教大学大学院21世紀社会デザイン研究科・社会デザイン研究所
公開シンポジウム
「ハウジングファーストと社会デザイン―フランスと日本の実践から 」

日時:2015年11月14日(土)14:00~17:00 (13:30開場)

場所:立教大学 池袋キャンパス 5号館1階 5123教室

立教大学池袋キャンパスへのアクセスはこちら。

キャンパスマップはこちら。
※5号館は立教通りをはさんで、時計台のある本館(1号館)とは反対側の敷地にあります。

参加費無料/申込不要

「ハウジングファースト」とは,住まいを失った人への支援において,安心して暮らせる住まいを確保することを最優先とする考え方のことです。

「ハウジングファースト」は,欧米のホームレス支援の現場では一般的になりつつあり,重度の精神障害を抱えるホームレスへの支援でも有効であることが実証されています。
しかし,日本では住まいの確保よりも生活訓練や就労支援等を優先するという考え方が根強くあるため,住まいのない高齢者や障害者の地域生活移行支援が進まない要因になっています。
今年5月には,川崎市の簡易宿泊所で火災が発生し,高齢の生活保護利用者を中心に10名が犠牲となる惨事になりましたが,その背後には日本の福祉政策における住宅軽視の傾向があったことは否定できません。

本シンポジウムでは,フランスで「ハウジングファースト」に基づくホームレス支援を実践しているNGO「世界の医療団」の担当者をお招きし,実践について報告していただきます。また,民間団体によって東京都豊島区や岡山市で行われている生活困窮者への居住支援事業についても,それぞれの地域で実践をされている方からご報告をいただき,「ハウジングファースト」の日本における実現の可能性について探りたいと思います。

【講師】
ヴァンサン・ジェエラール(世界の医療団フランス本部,精神科医)
阪井 ひとみ(阪井土地開発株式会社代表取締役,NPO 法人おかやま入居支援センター理事)
森川すいめい(認定NPO法人メドゥサン・デュ・モンド ジャポン東京プロジェクト担当,精神科医)
【司会】
稲葉 剛(21世紀社会デザイン研究科特任准教授,認定NPO法人自立生活サポートセンター・もやい理事)

講師略歴

■ ヴァンサン・ジェエラール
フランス人精神科医。イェール大学博士号。アメリカでの修学後,フランスに戻り,精神障害を抱えるホームレスの為のハウジングファーストプログラムを世界の医療団マルセイユで実行。効果が認められ,2011年から,フランス初の公的なハウジングファーストプログラム「アン・シェ・ソワ・ダボー」のコーディネーターとして活躍。現在は,フランス南部の都市マルセイユを拠点とする。

■ 阪井ひとみ
阪井土地開発株式会社代表取締役。NPO 法人おかやま入居支援センター理事。住まいが見つからないことが理由で,長期の入院生活をおくる精神障害者らのために,19年前から入居支援を行っている。2014年,第10 回精神障害者自立支援活動賞(通称:リリー賞)支援者部門及び「シチズン・オブ・ザ・イヤー」を受賞。国土交通省「安心居住研究会」や厚生労働省「長期入院精神障がい者の地域移行に向けた検討会」外部有識者。

■ 森川すいめい
精神科医。鍼灸師。医療法人社団翠会みどりの杜クリニック院長。老年期の内科・精神科の往診や外来診療を行う。2003年にホームレスを支援する団体「TENOHASI(てのはし)」を立ち上げ,08年NPO法人化,理事として東京・池袋で炊き出しや医療相談などを行っている。09年より認定NPO法人メドゥサン・デュ・モンド ジャポン東京プロジェクトの代表を務める。著書に『漂流老人ホームレス社会』(朝日新聞出版)

主催
立教大学大学院21世紀社会デザイン研究科・社会デザイン研究所

協力
認定NPO法人メドゥサン・デュ・モンド ジャポン

問い合わせ先
立教大学大学院 21世紀社会デザイン研究科 研究科委員長室
TEL. 03-3985-2181/(月~金)11:00〜18:00

11月10日(火)非正規雇用フォーラム「戦争と貧困の話をしよう!」

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非正規雇用フォーラム 「雇用と平和」連続講座Ⅲ

戦争と貧困の話をしよう!

 

日   時  11月10日(火) 17時30分~19時 (開場17時)
場   所  参議院議員会館101号室(地下鉄「永田町」駅すぐ)
*参議院議員会館1階ロビーにて17時から通行証を配布

講師  稲葉 剛
認定NPO法人自立生活サポートセンター・もやい理事/立教大学大学院特任准教授

【プロフィール】
1969年、広島県広島市生まれ。母親は原爆投下直後の広島に疎開先から入った「入市被爆者」、父親は原爆で家族を失った「原爆孤児」であり、被爆二世として戦争や平和の問題に敏感な子どもとして育つ。

東京大学教養学部教養学科卒(専門は東南アジアの地域研究)。在学中から平和運動、外国人労働者支援活動に関わり、1994年より東京・新宿を中心に路上生活者支援活動に取り組む。

2001年、湯浅誠らと共に自立生活サポートセンター・もやいを設立し、幅広い生活困窮者の相談・支援活動を開始。学習塾講師として生計を立てながら活動を続けるが、2008~09年の派遣切り問題を機に退職し、活動に専念することに。

2009年、住まいの貧困に取り組むネットワークを設立し、住宅政策の転換を求める活動を始める。また、2011年より生活保護制度の改悪に反対するキャンペーンに本格的に取り組む。

2014年、一般社団法人つくろい東京ファンドを設立し、空き家・空き室活用による低所得者支援を事業化。2015年、立教大学大学院特任准教授に就任し、貧困・社会的排除、居住福祉論を教えている。

[講座内容]
1.国会情勢報告 福島みずほ参議院議員(非正規雇用フォーラム共同代表)
2.特別発言 菱山南帆子さん
3.「戦争と貧困の話をしよう!」 講師 稲葉剛さん
 

主 催 非正規雇用フォーラム/連絡先 全国ユニオン ℡ 03-5371-5202

異色コラボ!貧困ビジネスをモチーフにした芸術映画の監督と『居場所』をテーマに「まちのもう一つの食卓」で語ります!

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私が代表理事を務める一般社団法人つくろい東京ファンドでは、現在、新たに都内2ヶ所の空き家を活用したプロジェクトを準備中!
新プロジェクト立ち上げのため、10月30日までクラウドファンディングを展開しています。

詳細は以下のキャンペーンページをご覧ください(画像をクリックすると、Motion Galleryのページに移ります)。

このクラウドファンディングのプラットフォームを提供してくれているMotion Galleryでは、様々なプロジェクトが実施されているのですが、その中の一つに映画『蜃気楼の舟』製作プロジェクトがあります。

田中泯出演!東欧最大の映画祭正式出品『蜃気楼の舟』を体験として届けるプロジェクト

なんと、この映画、「ホームレスの老人たちに住居を与え生活保護費をピンハネする“囲い屋”の青年が主人公の物語」だと言います。私自身は、こうした貧困ビジネスの被害者にたくさん接してきましたが、「加害者」側からの視点で描いた映画ということになります。

田中 泯も出演、竹馬靖具の監督作映画『蜃気楼の舟』がカルロヴィ・ヴァリ国際映画祭に公式出品 – CDジャーナル

今回、Motion Galleryのスタッフの方の仲介で、この映画の製作スタッフである竹馬監督、汐田プロデューサーとのコラボイベントをすることになりました。テーマは、”居場所”です。

しかも、開催場所は、これもクラウドファンディングで生まれた「都電テーブル」

都電荒川線・向原駅のそばにある「都電テーブル」は、「まちにもう一つの食卓を」というコンセプトで生まれたダイニング。カスタムメイド賃貸で有名なロイヤルアネックスの2階にあります。

貧困ビジネスをモチーフにした芸術映画の監督・プロデューサーと、”居場所”をテーマに、「まちのもう一つの食卓」で語る、という異色コラボ。

いったい、どんな化学反応が起こるのでしょうか。私自身も楽しみにしています。

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https://www.facebook.com/events/911162125644222/

社会から、芸術から”居場所”について語る

貧困の現場から見た”孤独”とアート映画のスクリーンを通して見る”孤独”。それぞれ違う視点から捉えた、今の”居場所”について考えます。

「空き家活用!シェルター+こどもクッキングサロン×若者向けシェアハウス」の実現に取り組まれている、一般社団法人つくろい東京ファンド・稲葉剛代表理事が、これまでのご活動を通して感じている”居場所”の問題とその変遷、
欧州最大の映画祭であるカルロヴィ・ヴァリ国際映画祭に正式出品され、現在全国公開に向けてクラウドファンディング中の田中泯出演『蜃気楼の舟』の竹馬監督と汐田プロデューサーが本作で表現したかった”居場所”、そして何故それを映画に写しこんだのか。

MotionGalleryでのクラウドファンディングを通じ、都電荒川線の向原駅近くにオープンした、まちに住む人々やお母さんの新たな”居場所”都電テーブルで、美味しい軽食・お飲み物と共に、一緒に考えます。

<開催概要>
日程:10月27日
時間帯:20時〜22時
場所:都電テーブル  アクセスマップはこちら。
(東京都豊島区東池袋2-6-2 ロイヤルアネックス201)
参加費:1,000/名(1ドリンク+軽食付き)

登壇:
竹馬監督・汐田プロデューサー(映画『蜃気楼の舟』)
一般社団法人つくろい東京ファンド・稲葉剛代表理事

<関連ページ>
田中泯出演!東欧最大の映画祭正式出品『蜃気楼の舟』を体験として届けるプロジェクト

空き家活用!シェルター+こどもクッキングサロン×若者向けシェアハウスを作りたい!

10/28(水)25条大集会 :生活保護アクション in 日比谷

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人間らしく生きたい – まもろう憲法25条
「解釈改憲」は憲法9条だけの問題ではありません。

実は今、生存権保障をうたう憲法25条も骨抜きにされつつあります。自己責任を強調する社会保障制度改革推進法が2012年に成立して以来、医療、介護、年金等すべての分野で削減がおし進められているのです。

その突破口とされた生活保護制度では、老齢加算の廃止、生活費や住宅費などの引き下げが相次いでいます。くらしの最低ラインである生活保護の引き下げは、すべての人の「健康で文化的な最低限度の生活」レベルの引き下げを意味します。

このまま黙っているわけにはいきません。誰もが社会から排除されることなく、人間らしく生きることのできる社会保障制度を求めて、集い、つながり、そして声をあげましょう。

日 時・場所
10月28日(水) 日比谷野外音楽堂(東京都千代田区日比谷公園1‐3)

13:00〜 アトラクション
13:30〜 集会開始
15:30〜(予定) 銀座方面へパレード

詳細は、公式サイトをご覧ください(下の画像をクリックしてください)。

稲葉も呼びかけ人になっています。ぜひご参集ください。

1028集会

 

10月21日(水) 稲葉剛のソーシャルワーク入門講座「貧困の現場から社会を変える」第6回:貧困ビジネス、ソーシャルアクション

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稲葉剛のソーシャルワーク入門講座 貧困の現場から社会を変える
第6回 貧困ビジネス、ソーシャルアクション

【趣旨文】
近年、貧困問題は日本社会で深刻な課題になっています。ワーキングプア、孤立死、子どもの貧困、ハウジングプアなど様々な問題が広がり、生活保護制度利用者をはじめとする生活困窮者に対する差別やバッシングも蔓延しています。相談援助の現場でも、背景に貧困問題が潜んでいるケースと出会うことは決して少なくありません。こうした状況に対して、生活困窮者支援の現場からどのようなアクションができるのでしょうか。

本講座では、約20年にわたり、NPOによる生活困窮者支援に携わって来た稲葉剛が講師を担当し、これまで5回にわたって、日本の貧困問題の現状や課題、支援のあり方などを講義し、貧困の現場から社会を変える方法を考えてきました。

最終回は、ゲストとして『下流老人』著者である藤田孝典さんをお招きし、講師の稲葉剛との対談形式で講義を行います。貧困ビジネスが広がる福祉の現状と、こうした状況を変革していくためソーシャルアクションのあり方、これからの福祉実践の方向性について考えます。

相談援助に関わるソーシャルワーカーやケースワーカーの方はもちろん、貧困問題に取り組みたい、考えたい学生など、多くの方のご参加をお待ちしています。

【概要】
日時  2015年10月21日(水) 18時30分〜20時30分(開場18時00分)
場所  渋谷フォーラム8 Meeting Room 662会議室 
    東京都渋谷区道玄坂2-10-7 新大宗(しんたいそう)ビル 地図はこちら。

対象  新人・若手ソーシャルワーカー、社会福祉を学ぶ学生など生活困窮者支援
    に携わっている・将来携わろうと考えている方
参加費 資料代500円(学生は無料です)

【プログラム】
藤田孝典×稲葉剛対談 90分
休憩    10分
質疑応答  20分

【講師】
藤田孝典(ふじた・たかのり)
1982年生まれ。社会福祉士、NPO法人ほっとプラス代表理事、聖学院大学客員准教授、反貧困ネットワーク埼玉代表、ブラック企業対策プロジェクト共同代表。
2002年からホームレス支援に参加。2004年からさいたまでホームレスの訪問活動を独自に展開し、2006年NPO法人ほっとポットを設立。2011年、新たな市民のニーズにより即応できる事業体を目指しNPO法人ほっとプラスを設立。相談。生活支援、自立支援などの総合的ソーシャルワークを実践。
著書に『下流老人—一億総老後崩壊の衝撃』(朝日新書、2015年)『ひとりも殺させない—それでも生活保護を否定しますか』(堀之内出版、2013年)、共著に『知りたい!ソーシャルワーカーの仕事』(岩波書店、2015年)など。

稲葉剛(いなば・つよし)
1969年生まれ。学生時代から平和運動、外国人労働者支援活動にかかわり、1994年からは新宿での路上生活者支援活動に取り組む。
2001年にはNPO法人自立生活サポートセンター・もやいを立ち上げ、ホームレスや生活困窮状態にある方への連帯保証人提供等アパート入居支援、生活相談支援事業、アパート入居後の孤立を防ぐための交流事業などの活動に従事。現在、NPO法人自立生活サポートセンター・もやい理事。一般社団法人つくろい東京ファンド代表理事。住まいの貧困に取り組むネットワーク世話人を務める。
主著に『生活保護から考える』(岩波新書、2014年)、『ハウジングプア』(山吹書店、2009年)など。

10/18(日) 住宅研究・交流集会:高齢者、障がい者の住宅問題―改善と解決の方向

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2015年「住宅研究・交流集会」
「高齢者、障がい者の住宅問題―改善と解決の方向」

日 時:2015年10月18日(日)13時30分~16時45分
会 場:新宿区・保育プラザ2階研修室(新宿区納戸町26-3)
都営大江戸線「牛込神楽坂」駅」徒歩8分、JR「市ヶ谷駅」徒歩15分、東京メトロ有楽町線「市ヶ谷駅」徒歩10分

地図はこちら。

【内 容】
「高齢者の住まい」は、持家率約8割(2人以上世帯)。「古さ、構造(階段等)、設備の使いにくさ」等が問題、住替え希望は約26%で、サ高住が約30%で最も高い。
「障がい者の住まい」は、持家率は身体障害者・知的障害者で約60%、精神障害者で約39%、グループホーム利用者は約9万人。(安心居住政策研究会資料)
こうした高齢者、障がい者の住まいの現状と課題、改善と解決の施策を考えます。

■基調講演 「高齢者、障がい者の住まいの現状と当面する課題」 
        阪東美智子氏(国立保健医療科学院・上席主任研究官)

■報 告 1  「サービス付き高齢者住宅の状況と改善点」
         渋谷圭子氏(NPO法人レインボー・施設管理者・生活相談員)

■報 告 2  「障がい者のグループホームからみた生活と住まい」
         渡辺智生氏(東京都精神障害者共同ホーム連絡会・代表)

■報 告 3  「公的住宅での高齢者、障がい者の施策について」
         ①東京都営住宅(都庁職労働組合・住宅支部)
         ②UR賃貸住宅(都市機構労働組合)
         ③公社賃貸住宅(東京公社住宅自治会協議会)

■ 質疑・討論 「住まいの問題の改善と解決に向けて」 

資料代500円(払える人のみ)

〔開催団体〕
国民の住まいを守る全国連絡会(住まい連)、日本住宅会議・関東会議、住まいの貧困に取り組むネットワーク

〔連絡先〕
NPO住まいの改善センター
TEL:03-3837-7611

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