9月14日(木) 『当たり前の生活ってなんやねん?! ~東西の貧困の現場から~』(大阪)

講演・イベント告知

『当たり前の生活ってなんやねん?! ~東西の貧困の現場から~』

 2017年9月14日(木)OPEN 18:00 / START 19:00
 ロフトプラスワンWEST  アクセスはこちら。

【出演】
生田武志(社会運動家、文芸評論家、野宿者ネットワーク代表)
稲葉剛(つくろい東京ファンド代表理事、住まいの貧困に取り組むネットワーク世話人)

【司会】
芦田麗子

前売¥1,500 / 当日¥2,000(※別途1オーダー500円以上要)
前売券は、イープラス、及びロフトプラスワンウエスト店頭&電話予約にて販売中
イープラス購入ページURL(パソコン/スマートフォン/携帯共通)
http://sort.eplus.jp/sys/T1U14P0010843P006001P002233420P0030001
※ご入場はイープラスチケット→店頭&電話予約→当日の順となります。

電話予約 → 06-6211-5592(16時~24時)

 

「日本には貧困はない」と言われた 80 年代から、大阪の釜ヶ崎(西成区)を中心に日雇い労働者や野宿者の支援にかかわってこられた生田武志さん。

90 年代から東京の新宿を中心に路上生活者支援活動に取り組み、「貧困の可視化」にも取り組んでこられた稲葉剛さん。

東西の路上から日本の「貧困」を見つめ続けてきた二人の実践家による初のトークライブが、ディープ大阪ミナミのライブハウス「ロフトプラスワンウエスト」にて実現します!

聞き手は、女性と子どもの貧困問題に取り組む芦田麗子さん。男性の視点からだけでは話させません。

「当たり前の生活ってなんやねん?」―東西の貧困現場から、私たちの過去、現在、そして未来を熱く激しく語り尽くします。

 
 

8月12日(土) カトリック平和旬間2017 講演会「子どもの貧困を克服できる社会を目指して」

講演・イベント告知

カトリック東京教区「平和旬間2017」のプログラムの一環として開催される講演会で、稲葉が話をさせていただきます。

講演会「子どもの貧困を克服できる社会を目指して」

8月12日(土)開場:13:00  講演:14:00~15:00

カトリック麹町教会(聖イグナチオ教会) ヨセフホール

 アクセスはこちら。

講師:稲葉剛さん(立教大学大学院特任准教授)

 

稲葉 剛(いなば・つよし)さん プロフィール

立教大学大学院特任准教授、一般社団法人つくろい東京ファンド代表理事
1969 年広島県生まれ。東京大学教養学部卒業。94 年より、新宿において路上生活者支援の活動に取り組む。2001 年、湯浅誠氏らとともに、自立生活サポートセンター・もやいを設立し、幅広い生活困窮者への相談・支援活動を展開。2014 年まで理事長を務める。2014 年、つくろい東京ファンドを設立し、空き家を活用した低所得者向け住宅支援事業に取り組んでいる。住まいの貧困に取り組むネットワーク世話人。生活保護問題対策全国会議幹事。著書に『貧困の現場から社会を変える』(堀之内出版)、『生活保護から考える』(岩波新書)など。

※手話通訳と要約筆記があります。・教会内には駐車できません。

7月19日(水)生活保護引下げ違憲東京国賠訴訟の傍聴に集まろう!

提言・オピニオン

2013年8月に生活保護の基準が強引に引き下げられて、まもなく4年になろうとしています。

厚生労働省の生活保護基準部会では、一部委員の働きかけにより、先月の会合で初めて「これまでの生活保護基準見直しの影響」が議題にあがりました。

※資料:第29回社会保障審議会生活保護基準部会資料

厚生労働省は2018年度の見直しでさらに基準を下げようとしているようですが、まずは2013年度からの引き下げの影響をきちんと検証すべきだと思います。

そんな中、全国29の都道府県で生活保護基準引下げの違憲性を問う訴訟が行われています。

東京では、第5回口頭弁論が7月19日(水)11時から、東京地裁1階の103号法廷で開かれます。

傍聴をご希望の方は、早めに東京地裁の正門前に(地下鉄「霞ヶ関」駅A1出口すぐ)にお集まりください。傍聴席を満席にしましょう!

口頭弁論終了後は、報告集会も予定されています。ぜひご参加ください。

以下は、弁護団からの呼びかけ文です。

【拡散お願い】

生活保護引下げ違憲東京国賠訴訟の第5回口頭弁論期日が2017年7月19日(水曜)11時から、東京地裁1階の103号法廷で開かれます。

2013年8月1日以降3回にわたって実施された生活保護基準の引下げは憲法25条違反だとして、都内の生活保護受給者の皆さんが、国などに対し、国家賠償と保護費減額の取消しを求めています。

7月19日の第5回期日では、原告と弁護団による意見陳述が行われる予定です。「健康で文化的な最低限度の生活」の保障をないがしろにさせないためにも、ぜひ傍聴に来ていただきたいと思います。

閉廷後、同日11時40分ころから、弁護士会館11階第一東京弁護士会講堂で報告集会を行いますので、こちらにもご参加をお願いします。近く、市民による「支える会」の結成も準備しており、会場で入会を受け付けます。
弁護団・原告団・支える会連絡先:
〒171-0021 東京都豊島区西池袋1丁目17番10号 エキニア池袋6階 城北法律事務所内

生活保護引下げ違憲東京国賠訴訟弁護団 電話03-3988-4866(担当=平松・木下)

ブログ http://blog.goo.ne.jp/seihohassaku
フェイスブック https://www.facebook.com/hassakusosho/

※関連記事:【2017年3月29日】 朝日新聞に生活保護に関するインタビュー記事が掲載

認定NPO法人ビッグイシュー基金の理事に就任しました。

日々のできごと

このたび、認定NPO法人ビッグイシュー基金の理事に就任いたしました。

「ビッグイシュー」と言えば、ホームレスの人々の仕事を作るための雑誌として知られています。
1991年にイギリスで始まった「ビッグイシュー」は、世界各国で販売されていますが、日本では2003年に「ビッグイシュー日本版」の販売が開始されました。雑誌を製作、販売しているのは、有限会社ビッグイシュー日本です。

それから4年が経過した2007年、ホームレスの人々の支援には雑誌販売を通した仕事づくりだけでなく、総合的なサポートが必要だという趣旨で、ビッグイシュー基金が設立されました。

※認定NPO法人ビッグイシュー基金の団体概要や役員体制は、こちら。

現在、ビッグイシュー基金は、「社会的排除の極におかれているホームレスの人を中心とする生活困窮者の生活自立応援」、「背景にある社会的問題解決のための政策提案」、「活動への当事者や市民の参加」を3つの柱として活動をしています。

今回、改めて、理事としてビッグイシュー基金に関わることになりましたが、実はこれまでもさまざまな形で基金の活動に連携をしてきました。

私が関わったビッグイシュー基金の活動には、以下のようなものがあります。

『路上脱出ガイド』の製作・配布の協力

『若者ホームレス白書』『住宅政策提案書』『若者の住宅問題』などの調査・提言活動への参加

「ふらっとハウス」の運営など住宅支援での連携

ソケリッサ!野武士ジャパンなどの文化・スポーツ活動の応援

また、ホームレスの人たちの福祉や住宅に関する個別相談でも、基金のスタッフと連携をする機会が何度もありました。

先日、理事就任が決まった理事会でも「これまでも、関わっていない活動の方が少ないかもしれません」と挨拶をさせていただきましたが、直接的な支援でも、提言などの活動でも、さまざまな形で連携をしてきました。

今後はそれに加えて、理事としてもビッグイシュー基金の活動に関わっていきますので、よろしくお願いします。

 

ソケリッサ!のクラウドファンディングを応援しています!

ビッグイシュー基金の文化活動から始まった路上生活経験者によるダンスチーム「ソケリッサ!」が7月6日までクラウドファンディングのキャンペーンを行なっています。

踊る、路上生活経験の身体「新人Hソケリッサ!」東京路上ダンスツアープロジェクト – クラウドファンディングCAMPFIRE

ソケリッサ!は今年、活動10周年を記念し、東京近郊の公園や路上などを巡るダンスツアーをおこなう予定です。寺尾紗穂さんらミュージシャンやアーティストとのコラボもあります。

ぜひ応援をお願いします。

 

※関連記事:【2017年6月14日】毎日新聞に夜回り活動に関する記事が掲載

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