2月3日(水) 映画『蜃気楼の舟』上映後トークショーで竹馬靖具監督と対談します

講演・イベント告知

路上生活者を搾取する貧困ビジネス「囲い屋」を舞台にした異色のアート映画『蜃気楼の舟』が、1月30日(土)から東京・渋谷のUPLINKで上映されます。

映画の公式サイトには、松岡正剛さん、ドリアン助川さん、想田和弘さんといった方々とともに、稲葉もコメントを寄せています。ぜひご覧ください。

『蜃気楼の舟』公式サイト・コメントページはこちら。

『蜃気楼の舟』の竹馬靖具監督とは、同時期にモーションギャラリーのクラウドファンディングを行なっていた、というつながりもあり、昨年10月に一緒にイベントを開催したことがあります。

このイベントでの対談に関する記事は、web DICEのページにアップされているので、あわせてご一読ください。

地縁・血縁でない、体験や問題を共有する“居場所”作りへ―映画『蜃気楼の舟』から考える:竹馬靖具監督×つくろい東京ファンド・稲葉剛氏「都電テーブル」イベント・レポート

2月3日(水)の夜には、映画上映後のトークショーで竹馬靖具監督と再び対談をすることになりました。詳細とご予約は以下のページをご参照ください。

『蜃気楼の舟』 – 1/30(土)公開 | UPLINK

2月3日(水)は行けない、という方も、ぜひ映画はご覧になっていただければと思います。トークショーにも様々な方が来られます。ご注目を!

 

【2016年1月6日&8日】 「ふとんで年越しプロジェクト2015」に関する記事が掲載

メディア掲載

2016年1月6日に「マガジン9」にアップされた雨宮処凛さんのコラムで、「ふとんで年越しプロジェクト2015」の取り組みが紹介されました。「つくろいハウス」についても紹介されています。

以下のリンク先からご覧ください。

2015年末、「越冬」の現場。の巻-雨宮処凛がゆく!-第361回 | マガジン9

また、2016年1月8日付けハフィントンポストの和田千才さんの記事でも「ふとんで年越しプロジェクト2015」の活動が取り上げられ、稲葉のコメントが掲載されました。

以下のリンク先からご覧ください。

ホームレスの居場所、ホテルのシングルは贅沢なのか。「ふとんP」の6日間から考える

 

【2015年11月18日】 クリスチャントゥデイ紙に講演に基づく記事が掲載

メディア掲載

2015年11月18日付け「クリスチャントゥデイ」紙に「戦争がもたらす貧困を考える NPOもやいの稲葉剛氏が聖イグナチオ教会で講演 」という記事が掲載されました。

以下のタイトルをクリックすると、リンク先に行きます。ぜひご一読ください。

 

戦争がもたらす貧困を考える NPOもやいの稲葉剛氏が聖イグナチオ教会で講演

【2015年11月6日】 ダイヤモンドオンライン「生活保護のリアル」にインタビュー記事掲載

メディア掲載

ダイヤモンドオンラインのみわよしこさんによる連載記事「生活保護のリアル~私たちの明日は?」第29回に稲葉剛へのインタビューに基づく記事が掲載されました。

ぜひご一読ください。

以下のタイトルをクリックすると、リンク先に移ります。

生活困窮者が路上生活を抜け出せない負のカラクリ|生活保護のリアル~私たちの明日は? みわよしこ|ダイヤモンド・オンライン

 

つくろいハウスの年末年始!皆様のご協力に感謝いたします。

日々のできごと

あけましておめでとうございます。

2016年も引き続き、「いのち・すまい・けんり」にこだわった活動を続けていきたいと思います。

 

ふとんで年越しプロジェクトに協力!

この年末年始も、都内の生活困窮者支援団体の関係者が連携をして「ふとんで年越しプロジェクト」が実施されています。

福祉行政が機能を停止する年末年始に、各団体がネットワークを組み、独自の宿泊支援・生活支援を行うというこのプロジェクトも、今回が3回目。前回、前々回のプロジェクトの報告は以下でご覧になれます。

ふとんで年越しプロジェクト2014報告 ~路上をとりまく状況の変化に着目して~

ふとんで年越しプロジェクト報告(2013~2014年) ~路上支援の新しい在り方を模索して~

私が代表理事を務めるつくろい東京ファンドも、個室シェルター「つくろいハウス」の一部の居室を無償提供することで、このプロジェクトに協力しています。

 

「年越しそばを食べる会」&もちつき大会

その「つくろいハウス」では、今年も大晦日に「年越しそばを食べる会」を開催しました。

31日の昼間からスタッフやボランティアが集まって、そばの準備を行いました。

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生活支援を担当しているスタッフの祖父にあたる方がご自身で育てた野菜(白菜、大根、里芋など)もご提供いただき、ヘルシーなそばになりました。

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また、ボランティアの皆さんからは、おせち料理や果物を差し入れていただきました。参加した70代の男性からは「久々に家庭的な雰囲気を味わうことでできて、良かった」という感想をいただきました。

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食事会には15名が参加。現在、「つくろいハウス」に入居されている方や、すでにアパートに移られた方が集まり、年末に「ふとんで年越しプロジェクト」につながって入居されたばかりの男性も参加されていました。

年が明けて、1月2日には豊島区の「要町あさやけ子ども食堂」で開催されたもちつきにみんなで参加しました。地域の子どもたちも参加して、賑やかな雰囲気の中、おもちを美味しくいただくことができました。

 

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たくさんの物資カンパに感謝!

この年末年始で特筆すべきことは、たくさんの方から物資カンパをいただいたことです。

12月28日に、このサイトで「大掃除で出た不要な物品(石鹸、タオル、食品など)をご提供ください」と呼びかけたところ、わずか2日の間に、十数名の方からご連絡をいただきました。

保管スペースの都合もあるため、30日には募集を締め切らせていただきました。ご了承ください。

ご提供いただいた物品のごく一部

ご提供いただいた物品のごく一部

こんな短期間に多くの方からカンパの物品をいただき、私自身も暖かい気持ちで年を越すことができました。物品を送ってくださった方、情報をシェアしてくださった方に感謝いたします。ありがとうございました。

ご提供いただいた物品は、シェルターに入った方への生活支援に活用させていただきます。

今後、つくろい東京ファンドでは生活困窮者への居住支援事業をさらに広げていきたいと考えています。本年もよろしくお願いいたします。

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