中野区健康福祉総合推進計画(案)へのパブリックコメント
「中野区健康福祉総合推進計画(案)」へのパブリックコメントが2月26日(月)まで募集されています。
「中野区健康福祉総合推進計画(案)」に係るパブリック・コメント手続を実施します
https://www.city.tokyo-nakano.lg.jp/kusei/public/tetsuzuki/bosyu/0237285120240201100711455.html
私は、「健康福祉総合計画(案)」に含まれる「地域福祉計画」について、以下の3つの意見を出しました。
パブリックコメントは、中野区内に在住・在勤・在学の方や中野区に関わりのある方なら提出することができます。
ご参考にしていただければ幸いです。
****************
1.ヘイトスピーチ解消の取り組みを明記してほしい
該当箇所:P40
【意見】
「1 多様性を認め合う気運の醸成」及び「3職員向け人権研修の実施」において、区がヘイトスピーチ解消法に基づき、ヘイトスピーチ解消に向けた啓発・研修に取り組んでいることを明記してほしい。
【修正理由】
中野区内でのヘイトスピーチに不安を抱く人も多いことは区議会やタウンミーティングでもたびたび指摘されています。不安解消のためにも計画の中で区の取り組みを明記していただくことが重要だと考えます。
2.難民支援の具体策を検討してほしい
該当箇所:P42
【意見】
「9 多文化共生社会の推進」において、UNHCRが呼びかける「難民を支える自治体ネットワーク」に中野区に参加したこと、区として同ネットワークへの参加をどう計画に反映させていくのか、今後、検討していくことを明記してほしい。
【修正理由】
世界的に難民危機が広がる中、日本に逃れ、中野区に暮らす難民の方も増えています。具体策については議論が必要かと思いますが、検討を始めるということだけでも盛り込んでいただければと考えます。
3.「生活保護のスティグマ解消」をぜひ盛り込んでほしい
該当箇所:P58・60
【意見】
「生活保護に対する偏見や差別意識といったスティグマの解消に向けた施策を講じる必要があります」「生活保護制度の意義や必要性について、区民に分かりやすく、かつ正確に届くよう継続的に周知します」との記載が盛り込まれたことを高く評価します。
【修正理由】
他自治体の地域福祉計画の模範ともなる記述なので、ぜひこのまま残してください。
2024年2月20日