国は生活保護基準引下げのプロセスを隠し続けるのか?11月30日(金)11時~東京地裁で確認しよう!
2013年からの生活保護基準引き下げに対して、全国29の都道府県で違憲訴訟が行なわれています。
東京では2つの訴訟が進行中ですが、先行する「はっさく訴訟」の第10回口頭弁論が11月30日(金)に行なわれます。
「はっさく訴訟」の原告・弁護団は、厚生労働省が生活保護基準引き下げを議論し、決定したプロセスを明らかにすることを求めていますが、被告である国はこれまであいまいな対応に終始しています。
裁判所も被告に対して、2013年1月27日付けで厚生労働省社会・援護局が作成した「生活扶助等の見直しについて」という文書(政府への内部説明用)について、いつ、どこで、誰に説明したものか明らかにするよう求めており、これに対する被告の対応が注目されます。
また、今回も原告のお一人の意見陳述が予定されています。
ぜひ傍聴にご参集ください。
https://blog.goo.ne.jp/seihohassaku/e/488e7f8be802a4ede9d8d47da71db88c
生活保護基準引下げ違憲東京国賠訴訟(はっさく訴訟)第10回期日
11月30日(金)11時から、東京地裁103号法廷で開かれます!たくさんの皆さまの傍聴をお願いします。
2013年8月1日(八朔の日)から3回にわたって生活保護基準が引き下げられました。これは生存権を保障した憲法25条に違反するとして、東京都内の生活保護利用者たちが、国等に対し、国家賠償等を求めています。
厚生労働大臣は、今年10月からの生活保護基準のさらなる引下げを強行しました。全国の生活保護利用者が悲鳴を上げています。それだけでなく、社会福祉がドンドン切り下げられていくことは、国民生活全体の問題であります。
このような暴挙を許さず、生活保障を守るためにも、厚生労働大臣の責任を問う<はっさく訴訟>の闘いが非常に重要になっています。
多くの市民の皆さんの傍聴をお願いします。
閉廷後、東京都港区虎ノ門1-2-12第二興業ビルの「ハロー貸会議室虎ノ門」3階で報告集会を予定しております(11時45分ころ~)。こちらにもご参加ください。
2018年11月24日