5月31日(日)『市民が考える!若者の住宅問題&空き家活用』(大阪)
『市民が考える!若者の住宅問題&空き家活用』
―『若者の住宅問題』と空き家活用を考えるシンポジウム大阪編のご案内―
ビッグイシュー基金では、住宅政策の再構築が日本の貧困問題解決の切り札ではないかと考え、2013年より「住宅政策提案・検討委員会」を設け、「住宅政策提案書」をまとめました。これを裏付けるため、2014年8月、首都圏/関西圏に住む ①若年(20~39歳・学生除く) ②未婚 ③低所得層(年収200万円以下)の男女を対象に調査を実施し、1767人の回答を得ました。
調査では、6.6%もの人が広義のホームレス状態を経験している一方で、4人に3人が親と同居せざるを得ない状況にあり、4割弱が「無職」であることなど、若年層の困窮状況が明らかになりました。この問題を改善していく上で、大きな政策の枠組みを描き直すとともに、「親の家」や増え続ける「空き家」を含む、市場の住宅ストックの活用が鍵として、浮かび上がりました。
この調査報告『若者の住宅問題』をまとめた平山洋介委員長をはじめ、多彩なメンバーが参加し下記の要領でシンポジウムを開催します。第2部では大阪市生野地域で空き家活用事業を展開する月川至さん、自治体での先進的な取り組みを行う神戸市住宅政策課、ITシステムで不動産業界に革新をもたらした伊藤嘉盛さんをお招きし、会場の皆さまとのトークセッションの時間を設けました。ふるってご参加ください。
【日時】2015年5月31日(日) 13時半~16時半 (13時より受付開始)
【場所】天満橋 国民会館 大ホール 地図
住所:大阪市中央区大手前二丁目1番2号 國民會館住友生命ビル12階
最寄り駅:地下鉄「天満橋」駅3番出口 徒歩5分
【定員】200名(先着順) 【参加費】1,000円(『若者の住宅問題』等、資料代を含む)
【内容】当日配布の『若者の住宅問題』をもとに以下のテーマで話し合いをします。
※報告書を事前にご希望の方は、基金HPで無料ダウンロード可能なPDF版をご利用ください。
第1部 「若年・未婚・低所得層の住宅事情について」 調査結果の報告・分析
・平山洋介委員長 (神戸大学大学院 人間発達環境学研究科教授)
・稲葉剛委員 (一般社団法人つくろい東京ファンド代表理事/ NPO法人もやい理事)
・川田菜穂子委員 (大分大学 教育福祉科学部准教授)
第2部 「空き家」活用の可能性を考える
・大阪市生野区における空き家の活用事例
月川 至さん (特定非営利活動法人出発のなかまの会 代表理事)
・民間賃貸住宅を活用した住宅セーフティネット再構築の検討
神戸市住宅政策課
・不動産業界から見た空き家と、その活用方策
伊藤 嘉盛さん (イタンジ株式会社 代表取締役CEO)
第3部 「市民が語ろう!若者の住宅問題&空き家活用」
・トークセッション
【主催】住宅政策提案・検討委員会/認定NPO法人ビッグイシュー基金
【お申込み】
ビッグイシュー基金HPお申込フォームか、FAX(06-6457-1358)で、お名前、ご参加人数、お電話番号、メールアドレスをご記入の上お申し込みください。
お問い合わせ窓口:基金 大阪事務所 (担当:高野) TEL:06-6345-1517 E-Mail:info@bigissue.or.jp
2015年4月29日