つくろい東京ファンドより、年末のご挨拶

日々のできごと

「つくろい仕事」へのご協力に感謝。2015年もよろしくお願いします。

 

一般社団法人つくろい東京ファンドを設立して、半年。個室シェルター「あわやハウス」を開設して5ヶ月が経ちました。

このかん、「あわやハウス」は短期の緊急宿泊も含め、計16人の方を受け入れてきました。「あわやハウス」では、入居された方に対して、必要に応じてスタッフが生活保護申請の同行やアパート探しの支援などのサポートを行なっており、これまで5人の方がアパートに移られています。

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役所の窓口が閉鎖される年末年始には、東京都内の生活困窮者支援団体が連携をして、ホームレス状態にある方へのシェルター提供をおこなう「ふとんで年越しプロジェクト」が実施されます。前回(2013~2014年)のプロジェクトで提供された宿泊場所は、ビジネスホテルの部屋が中心でしたが、今年のプロジェクト(2014~2015年)では、つくろい東京ファンドが借りている物件から数部屋の居室をシェルターとして提供する準備をしています。
「ふとんで年越しプロジェクト」は、クラウドファンディングで市民の皆様から寄せられた資金をもとに運営をしていますが、つくろい東京ファンドから居室を提供することにより、前回より効果的に資金を活用できると考えています。

また「あわやハウス」では、大みそかに入居者の方々と年越しそばを作って食べ、年明けには他団体のおこなうもちつき大会に一緒に出かける予定です。

2014年は、多くの方々のご協力で新たな形の生活困窮者支援事業を立ち上げ、団体としての基礎を築くことができました。
来年はさらに「セーフティネットのほころびを修繕する」事業を広げていきたいと考えています。
皆様、良いお年をお迎えください。引き続き、つくろい東京ファンドの活動へのご注目、ご支援をお願いいたします。

2014年12月26日

                         一般社団法人つくろい東京ファンド代表理事 稲葉 剛

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