東京修繕計画、はじまります~市民の力でセーフティネットをつくろいたい!
昨日(6月10日)の晩、ついに運命のクラウドファンディングが始まりました。
住まいのない人が安心して暮らせる個室シェルターを作りたい! – クラウドファンディング MotionGallery(モーションギャラリー)
おかげさまで、開始して24時間も経たない間に十数万円の資金が集まりました。感謝感謝です。
ツイッターやフェイスブックでは、雨宮処凛さん、イケダハヤトさん、安田菜津紀さんら、たくさんの方々がこのプロジェクトを応援してくれ、情報拡散に協力してくださっています。
なんとか目標額の80万円を集めて、個室シェルター事業を軌道に乗せたいと思っています。よろしくお願いします!
またこのたび、個室シェルターの運営主体として、一般社団法人つくろい東京ファンドを設立しました。
「市民の力でセーフティネットを修繕する」を合言葉に、今後、さまざまな事業を展開していく予定です。
つくろい東京ファンドのマスコットキャラクターは、「つくろい猫のぬいちゃん」。
東京のセーフティネットのほころびをけなげに繕っている猫を、絵本作家の松本春野さんが描いてくださいました。
すでにSNSなどで「かわいすぎる!」と評判になっています。
松本さんは、私の似顔絵も含め、このサイトのさまざまなイラストも描いてくださっています。
モーションギャラリーのクラウドファンディングでは、「チケットを選んで応援する」という方法があるのですが、5000円以上の「チケット」を購入していただいた方には、「ぬいちゃん」の缶バッジとクリアファイルがプレゼントされます。ぜひご協力ください。
つくろい東京ファンドのページでは、個室シェルターを作りたいと思った動機やよくあるQ&Aも掲載しました。
そこにも書きましたが、本来、こうした事業は行政が責任を持って行うべきものです。しかし残念ながら、現在の行政による「ホームレス対策」は集団生活の施設への入所が中心になっており、「外で寝るよりはマシでしょ?」という発想から抜け出すことができていません。
そのことがホームレス問題の解決を妨げていると私は考えています。
そこで、「ハウジングファースト」(まずは適切な住居を提供することから支援を始めるべきとする考え方)のモデルをまず民間で行ない、その有効性を行政にも示していきたいと思っています。
ぜひ、つくろい東京ファンドへのご協力をお願いいたします。
2014年6月11日