【2015年9月5日】 東京新聞:「熱中症死者3割がエアコン持たず 東京23区調査」にコメント掲載

メディア掲載

2015年9月5日付け東京新聞朝刊「熱中症死者3割がエアコン持たず 東京23区調査」に稲葉のコメントが掲載されました。

http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2015090502000144.html

熱中症死者3割がエアコン持たず 東京23区調査

東京都心で気温三五度以上の猛暑日の連続記録を更新した今夏、東京二十三区内で熱中症で死亡したとみられる百一人のうち、三割以上は部屋にエアコンがなかったことが、東京都監察医務院の調べで分かった。死者の大半は高齢者で、死後二週間以上たってから見つかるケースもあった。専門家は「独り暮らしや生活苦で、周りと関わりが薄い人たちが犠牲になっている」と支援の必要性を訴えている。 (大平樹、石井紀代美)

都監察医務院は毎年、七~九月、二十三区内で熱中症の疑いで死亡した人を集計している。今年は七月三十一日~八月七日に八日連続で猛暑日になり、今月三日までに百一人が亡くなり、過去三番目の多さに達した。最多は二〇一〇年の二百十人。
室内での死亡は九十三人で、このうち三十五人は部屋にエアコンがなかった。四十九人はエアコンはあったが使っていなかった。

(中略)

生活困窮者を支援するNPO法人「自立生活サポートセンター・もやい」の稲葉剛理事は「熱中症で多くの死者が出る背景に高齢者が孤立し、生活保護受給者が地域に出づらい事情がある」と指摘。「生活困窮者はエアコンを設置しなかったり、電気代を気にして使わなかったりする。夏に生活保護費を増やす夏期加算が必要だ」と話している。

◆搬送半数 お年寄り

総務省消防庁によると、全国で今年4月27日~8月30日の間、熱中症で救急搬送された人は5万4552人。このうち、ほぼ半数の2万7446人が高齢者だった。

首都圏での救急搬送者は東京が4561人。埼玉(3802人)、神奈川(2758人)、千葉(2466人)、茨城(1517人)、群馬(1186人)、栃木(1005人)で、静岡は1477人だった。各都県とも、半数近くを高齢者が占めた。
週別では、全国各地で猛暑日が続いた7月27日~8月2日が1万2038人で最多で、翌週の8月3~9日も1万1532人だった。


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