シェルターからアパートに次々と移り始めています!

日々のできごと

今年8月、つくろい東京ファンドが個室シェルター「あわやハウス」を開設して、まもなく3ヶ月が経ちます。
この間、「あわやハウス」では開設直後に入居された方々が次々とアパートに移り始めています。

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10月下旬にアパートに入居し、「あわやハウス」からのアパート入居第1号となったKさんに、シェルターでの暮らしや今後の希望についてうかがいました。
Kさんは40代男性。現在、病気療養のため、生活保護を利用されていますが、過去に生活保護を受けた時は集団生活の施設に入れられて、とても苦労したと言います。

〈あわやハウスでの生活はどうでしたか?〉

・部屋も広いし、悪くなかった。
・一人の時間をとることができて、これからどう自立していくかをじっくり考えることができた。テレビがなくてかえってよかった。
・あわやハウスで動いてくれてる人はみんな優しくて、鍋会とかもやってくれて相談しやすかった。
・他の施設に比べれば、人間関係も悪くないし、冷暖房や冷蔵庫があってケンカにならない。布団もキレイだし、困ったときに食糧をくれてよかった。
・他の施設では門限があって拘束されていて不自由だったが、ここには自由があった。24時間自由だった。
・駅にも近く、買い物に便利だった。
・相談にのってくれる人がいてよかった。

〈今後、アパートでどういった生活がしたいですか?〉

・今後はまず1からやり直し。アパートに移れたからゼロではない。
・自分で光熱費や食糧のお金をださないと行けないから、無駄遣いせず、お金を大事にしたい。
・悪いとこ(病気、怪我)を治して、仕事して、福祉を切りたい。

10月に、スタッフの有志が企画した鍋会も好評だったようで、良かったです。
今後とも、「あわやハウス」からアパートに入られた方の声を順次、伝えていくので、よろしくお願いします。

物資カンパも引き続き、募集中です。

シェルターに入居される方の中には、着の身着のままの状態の方もいます。つくろい東京ファンドでは、必要に応じて生活保護の申請支援を行なっていますが、当面の対応として食料などの緊急支援も行なっています。

こうした緊急支援のために以下の物品を提供できる方がいらっしゃれば、ぜひカンパをお願いします。

◆募集する物品
・インスタント食品、缶詰(賞味期限内のもの)
・男性用下着(新品)
・男性用防寒着
・洗剤
・クオカード
・電気ポット

保管スペースが限られているため、あらかじめ、品目と数量をお問い合わせフォームでお知らせください。

【お問い合わせフォーム】 http://inabatsuyoshi.net/information

折り返し、送付先住所をお知らせします。申し訳ありませんが、送料はご負担をお願いします。

また、つくろい東京ファンドでは、引き続き活動資金も募集しています。
下記の銀行口座にお振り込みの上、上記のお問い合わせフォームにご連絡ください。

◆つくろい東京ファンドの銀行口座
みずほ銀行 飯田橋支店(061)
普通 2634440 「つくろい東京ファンド」

セーフティネットのほころびを修繕する事業にぜひご協力をお願いします。

 

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