渋谷区による公園封鎖に抗議!各地の越年越冬にご支援をお願いします!

日々のできごと

すでにご存じの方も多いかと思いますが、渋谷区は年末年始の野宿者支援活動を妨害するために、区内3ヶ所の公園を封鎖しました。

東京新聞の記事でもコメントしましたが、渋谷区の対応は他の自治体では見られない異様なものだと思います。

各地の越年越冬活動は、役所が閉庁して福祉行政が事実上の機能停止になる年末年始に、民間の手でいのちを守っていこうという活動です。行政が自らの不備を補ってくれている民間の活動を排除するのは言語道断です。

以下に関連の記事をまとめたので、紹介します。

東京新聞:渋谷の3公園 年末年始閉鎖 「炊き出し妨害」計画の団体反発:社会(TOKYO Web)

東京・渋谷区:宮下公園など3日まで閉鎖 ホームレス締め出し – 毎日新聞

追いやられる命 渋谷区が公園から野宿者締め出す – 田中龍作ジャーナル

東京新聞:「命に関わる」渋谷炊き出し決行 公園使えず歩道脇で:社会(TOKYO Web)

渋谷越年・越冬実行委員会による抗議声明はこちらです。

渋谷区による炊き出し妨害 宮下・美竹・神宮通公園完全閉鎖に抗議します

同実行委員会では、越年越冬の活動へのカンパと渋谷区への抗議を呼びかけています。ぜひご協力ください。

【カンパ先】
みずほ銀行渋谷支店 (普)9095210 「のじれん」
郵便振替口座 00160‐1‐33429
※衣類、毛布、ホッカイロ、調味料などの物資カンパもお待ちしています。上記住所までお送りください。

【渋谷区に声を!】
また、渋谷区へみなさまの声を届けてくださると大きな力になります。
○緑と水・公園課 03-3463-2876
○区政への意見 kocho@city.shibuya.tokyo.jp
詳しくは https://www.city.shibuya.tokyo.jp/city/opinion/index.html をご覧ください。

渋谷区による野宿者排除は今に始まった話ではありません。昨年の年末にも宮下公園で野宿者と支援者が排除される事件が発生しました。

田中龍作ジャーナルの過去の記事もご参照ください。

私とビデオジャーナリストユニオンの遠藤大輔さんがお送りしているインターネットTV『ボトムアップチャンネル』の12月26日(金)の放送(第3回放送)でも、現地の映像を交えながら渋谷の排除問題を取り上げました。

『ボトムアップチャンネル』は、メールアドレスを登録するだけで無料で見られますので、ぜひご視聴ください。次回1月2日(金)20時~21時の放送では、各地の越年活動の様子を報告します。

 

この年末年始、東京都内の野宿者支援団体は連携をして、「ふとんで年越しプロジェクト」をおこなっています。渋谷の支援団体とも連携をして、宿泊や生活の支援をおこなっています。

こちらも紹介記事が出たので、お知らせします。

路上生活者の“ふとんで年越し”支援始まる NHKニュース

ホームレスにあったか年越し支援 炊き出しや生活相談 – 朝日新聞デジタル

「ふとんで年越しプロジェクト」はクラウドファンディングで集まった資金をもとに運営をしていますが、今回は計161人から1,315,000円のご支援をいただくことができました。ご協力いただいた方、ありがとうございました。

ぜひ各地の越年越冬活動への応援をお願いします。また、各支援団体は年末年始だけでなく、通年で炊き出しや夜回り、医療支援などの活動をおこなっています。こうした活動にも、ぜひご注目、ご支援をお願いいたします。

 

※関連記事:2014~2015 全国の炊き出し・パトロール・相談会リスト一覧

※関連記事:越年チャリティ生配信「ボトムアップチャンネル」、放送開始しました! 第一回無料公開中!

つくろい東京ファンドより、年末のご挨拶

日々のできごと

「つくろい仕事」へのご協力に感謝。2015年もよろしくお願いします。

 

一般社団法人つくろい東京ファンドを設立して、半年。個室シェルター「あわやハウス」を開設して5ヶ月が経ちました。

このかん、「あわやハウス」は短期の緊急宿泊も含め、計16人の方を受け入れてきました。「あわやハウス」では、入居された方に対して、必要に応じてスタッフが生活保護申請の同行やアパート探しの支援などのサポートを行なっており、これまで5人の方がアパートに移られています。

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役所の窓口が閉鎖される年末年始には、東京都内の生活困窮者支援団体が連携をして、ホームレス状態にある方へのシェルター提供をおこなう「ふとんで年越しプロジェクト」が実施されます。前回(2013~2014年)のプロジェクトで提供された宿泊場所は、ビジネスホテルの部屋が中心でしたが、今年のプロジェクト(2014~2015年)では、つくろい東京ファンドが借りている物件から数部屋の居室をシェルターとして提供する準備をしています。
「ふとんで年越しプロジェクト」は、クラウドファンディングで市民の皆様から寄せられた資金をもとに運営をしていますが、つくろい東京ファンドから居室を提供することにより、前回より効果的に資金を活用できると考えています。

また「あわやハウス」では、大みそかに入居者の方々と年越しそばを作って食べ、年明けには他団体のおこなうもちつき大会に一緒に出かける予定です。

2014年は、多くの方々のご協力で新たな形の生活困窮者支援事業を立ち上げ、団体としての基礎を築くことができました。
来年はさらに「セーフティネットのほころびを修繕する」事業を広げていきたいと考えています。
皆様、良いお年をお迎えください。引き続き、つくろい東京ファンドの活動へのご注目、ご支援をお願いいたします。

2014年12月26日

                         一般社団法人つくろい東京ファンド代表理事 稲葉 剛

女子高生とホームレス~安心できる場所を作るために:対談 仁藤夢乃さん(一般社団法人女子高生サポートセンターColabo 代表理事)

対談・インタビュー

きっかけは「私達高校生も同じじゃん!」

稲葉:本日はあわやハウスにお越しいただき、ありがとうございます。今日の対談は、一般社団法人女子高生サポートセンターColabo代表理事の仁藤夢乃さんに来ていただきました。よろしくお願いします。
仁藤:よろしくお願いします。
稲葉:仁藤さんをご存知の方は多いと思いますけれども、「女子高生の裏社会」という本を私も読ませていただきましたが、JK産業の実態について大変詳しい報告をしていただきまして、また、最近テレビなどのメディアなどでも活躍されています。先日、反貧困全国集会でもシンポジウムで一緒だったんですけど、そこでもいろいろ話していただいたんですけど…。ご存知の方も多いと思うのですけど、仁藤さんがなぜこのような活動を始められたかというところから話していただけますか?
仁藤:私の高校時代は家とか学校でいろいろうまくいかなくて家庭も崩壊していて、学校も、「不登校」という言葉が嫌で「登校拒否」と言っていたんですけど、まわりにいる大人達ともすれ違いというか、理解し合えない生活をしていて、家庭では結構物が飛んだり、暴力的な言葉も飛び交うようだったのが中高時代でした。私は高校を辞めてしまったんですけど、そのあと家とか学校とかに居場所がなく、安心できる場所がなくて、私は渋谷の街で過ごすようになりました。一ヶ月の内25日くらいは渋谷で過ごして、高校生なんでアルバイトもしていたんですけど、まだ漫画喫茶とかネットカフェにでも泊まれる時はいい方で、お金のないときはビルの屋上にダンボールを敷いて一夜を過ごしたりとかしてました。その時は「うちらリアルホームレスだよね」とか、マスメディアで30代男性達がネットカフェ難民になっているニュースを知って「問題だよね」とか言い合っている時代でした。
稲葉:いつくらいですか?
仁藤:2006年に私は高校を中退したんですけど、だから、2004年、2005年くらいからそんな感じでした。
稲葉:もやいもそのくらいからネットカフェ暮らしの若者の相談が増えたんです。
仁藤:そうですか。私達もテレビ見ながら、「うちらもだね」なんて言ってました。
稲葉:この本のサブタイトルにも”関係性の貧困”という言葉が使われていますけど、私と湯浅誠が中心になって2001年に「もやい」という団体を立ち上げた時のキーワードが”人間関係の貧困”という言葉でした。1990年代からホームレスの人たちが各地で増え始めて、私達はその人達の支援をしてホームレスの人たちの状況を見るにつけ、経済的に貧困状態にあると同時に人間関係、繋がりの面で貧困状態にあるなと感じたんですね。ですから、その両方のサポートをしていかないといけないということで、特にホームレスの人たちがアパートに入る時に必要な保証人を提供するという事業を始めたわけですけども、それと全く同じような状況が2000年代からネットカフェという言葉がでてきたように、若年の働いている人たちに拡がって、それがいまや高校生にまで拡がっているというのが(仁藤さんの本には)克明に描かれていて、すごくショックを受けたのですけど、こういう中でどのような活動をしてらっしゃるのですか?
仁藤:そうですね、今は女の子達との関わり作りというか、関係づくりをしているんですけど、私も高校中退したあと、19歳くらいになって大学に進学しようかと思った時に、知人に勧められて湯浅さんの本を読んで、そこで湯浅さんや稲葉さんがおっしゃってる「貧困というのは経済的なものだけでなく、精神的や人間関係の貧困もある」というのをその時に学んで、「私達高校生も同じじゃん!」と思ったのが今の活動に通じているんだと思います。
稲葉:なるほど
仁藤:ホームレス支援に本当に似てると思うんですけど、夜の街を巡回して、22時半以降とか終電前に帰れない、または帰ろうとしない女の子達に話しかけて、そこから繋がって話を聞いたり相談を聞いたり。一緒にご飯食べよって会を開いて、いろんなお姉さん達を呼んで視野を広げたりしてもらったり、繋がりを作ったりとほそぼそとやっていたんですけど、それが本も出て、すごい注目するようになって、女の子たちからもSOSやいろんな声がすごく増えてきて、もうちょっと女の子達に届けられる活動にこれからしていきたいなぁと思っているんですけど、出会う女の子の中にも本当にホームレスの方々と同じような状況にある方がいらっしゃいますよね。家とか学校に居場所がないとか、たとえば虐待を受けているんだけど周りは気づいていないとか、気づいていても誰も手を出せない状態であるとか、そうやって安心して過ごしたり帰る場所がないときに女の子たちの行き場がないんですね。そんな時に街に立ったりとか、ネットにSOSを書いたりとかするわけですけど、そこに気づいて手を差し伸べようとする大人がほぼいないんです。
私も高校生の時に街に立っていた時に、周りの大人は冷たい目を投げかけ通り過ぎると思っていました。声をかけてくる大人っていうのは、買春目的のおじさんだったり、JKビジネスのような危ない仕事に誘うようなスカウトだったり、自分たちを性的な対象とか商品として見るようなそんな大人しかいないんです。
でも、そうではなくて本当はもっと支援したり支えたいという大人たちが街に立って声を掛けたり支援に繋げたりする必要があると思うし、そうしていきたいと思います。pic-b

行き場をなくした子どもたちはどこにいる?

稲葉:本の中でも、裏社会でのスカウトは力があるってお話を書いておられましたけど、社会的に孤立しがちな人たちが自分からどこに助けを求めていけばいいのか分からないという中で、向こうから声を掛けてくる人はむしろ搾取をする側の人っていうのは、ホームレスの世界も全く同じなんです。JK産業のスカウトが高校生に声をかけていくやり方と、日雇い労働者を集める手配師という、場合によっては住み込みの施設に入れてタダ働きさせるような人たちがいるんですが、そういう人たちが一見優しい感じで、ホームレスのおじさん達にご飯食べさせてやったり缶コーヒーおごってやったりして、気持ちをほだしてから取り込んでいくという、そのやり方と全く同じだなぁと思ったんですね。
で、それに対して、NPOの活動、ホームレス支援はすでに20年くらいの歴史がありますから行政側の支援も徐々に進んできたというところもあって、各地のNPOは動いているんですけど、それでも裏社会の方がどんどん新しい形態を作り出していきます。例えば貧困ビジネスといって生活保護の施設に囲い込んでいくといかですね、本当にいつもイタチごっこで、多分僕らの方が負けている。きちんと支援をしていこうとする力がまだまだ足りないなと思っているんです。今後仁藤さん達の団体として、厳しい状況の中でどういうアプローチをしていこうと思っていますか?
仁藤:そうですね、まず私もそういう女の子たちが今日帰るところがないという時に来れる場所を作りたいと思っていて、そこにご飯があったりとか、休める布団があったりとか、そこに安心できる、信頼できる大人がいるような場所を作りたいなあと思っています。それは、街でいろんな女の子に出会って声を掛けると、「本当に気づいてくれてありがとう」って言われたり、「女の人と話すの3週間ぶり。いつも声を掛けてくるのは男の人だから」とか答えてくる。事情を聞いみると、日常的な虐待というほどではなくても、週に一回だけ帰ってくる父親がすごい暴力を振るってくるとか、その父親から性的虐待を受けているとか、なかなか周りに言えない話が多くて。
でも、外の人にそういう話をすると、「児童相談所は何してるんだ」とか、「学校は何してるんだ」とか、「福祉に繋げ」とか「警察に通報しろ」とか言われるんですけど、実際は警察に補導されたところで「家があるでしょ、帰りなさい」って言われちゃったり、児童養護施設で保護される対象の年齢未満だったり、行き場がないんです。
私が高校時代はまだネットカフェに入れたりしてけれど、今は身分証なければダメだし、未成年は夜は入れない。街でも規制が厳しくなって補導員がすごくたくさんいて、街にいるもの危ない。
稲葉:ファーストフード店にもいられないという感じですか?
仁藤:女の子たちが夜に入ると、渋谷、新宿などは厳しくて私服警官が回っているので、マックにいても補導されたりした女の子から連絡がきたりするんですね。
稲葉:では、子どもたちはどこにいるんですか?
仁藤:そうなんですよ。そうなると、みんなスマホ持ってるので、ラインだとかカカオトークとか、子ども達に流行ってるアプリがあるので、そういうところで「今夜泊めてくれる人いませんか?」とか、「飲みに行かない?」とか、泊まるとこあるよって誘ってくれるおじさんに着いていくしかない。子どもたちは街にもいられなくなっている。pic-c

「とにかく今どうにかしなくちゃいけない」

稲葉:保護未満の子ども達がいると本でも強調されていますけど、そうした待機場所のない子どもたちを一時的には保護できるような、役所ではない気軽に相談できる場所で且つちょっと泊まれる場所っていうのが必要だなって思うんです。なかなか親権の問題とかあって難しいと思いますが。
仁藤:未成年に対する子達の支援って、本当に「親が一番」という方向で出来ているし、親権の問題ももちろんあるし、家に戻すのが一番幸せだという考え方で児童福祉とかも作られているので。でも、関わってる女の子達を見ていると、とにかく今どうにかしなくちゃいけないっていう状況があって。本当はそこに親への支援、親も子もどちらもサポートしていく必要があると思っています。ただ、今は子への支援も親への支援も中途半端な状況だし、当事者である親も子もSOSを出せなかったり、そもそも自分の状況に気づいていないという問題があったりしています。でも、私は目の前にいる子たちが、行くところがない時に援交おじさんに着いて行かなくていいようにしたいんですよ。
女の子達がなんで児童養護施設に行きたがらないかって言うと、そこに入る前に一回行政とか弁護士とか警察とか通さなくちゃいけないですけど、そこで時間が掛かったり、一泊しなくちゃならない時に携帯を取られたりするんです。でも携帯がないと、虐待されている子などは親が来るかもしれないと思って怖くなる、という事情があるんです。だから携帯を奪い返して脱走して、結局また援交おじさんとこに行くことになっちゃう。
だから私達が作りたいなと思っているのは、誰でも来られる開かれた場所で、避難が必要で制度に繋げなくてはいけないという女の子達の入り口になれる場所なんです。今ある行政の窓口も4時とか5時とかまでなので、私達としてはむしろ22時以降からっていうイメージでやっていきたいなと思っています。
稲葉:この7月にこの個室シェルターを開設して、つくろい東京ファンドという団体で運営しているんです。つくろい東京ファンドのコンセプトとしては、ホームレス支援の分野でも制度はできたんだけど、そこからこぼれ落ちる人たちがまだまだいらっしゃると、今お話を聞いていて、まさに福祉が抱えている問題は一緒だなぁと思ったんです。現在の制度はやっぱり手続きが雑であったり、行政側の紹介する施設が融通利かなかったり、使う人の立場に立っていない。だから、使う人の立場に立ってまず安心で安全な場所を提供しようということで、このシェルターを開設しました。
このシェルターはワンフロアーなので、男性限定にしているんですけど、将来的には女性のシェルターも何らかの形で作れないかなぁと考えていて、今後ともいろいろ連携させていければと、全面的に応援していきますのでよろしくお願いします。
仁藤:はい、是非、よろしくお願いします。
稲葉:本日はどうもありがとうございました。pic-a

【2014年12月23日】 東京新聞:住まいの貧困 生活基盤の崩壊が心配

メディア掲載

http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/editorial/CK2014122302000135.html (一定期間が過ぎるとリンクが消えます)

【社説】住まいの貧困 生活基盤の崩壊が心配

2014年12月23日

貧困や格差、非正規雇用の広がりで、年金の少ない高齢者だけでなく、若い世代にも安定した住まいを持てない人が増えている。雇用や福祉の支援に加え、住まいを保障する政策が求められる。

貧困のために安定した住まいを持てない「住まいの貧困」の問題で、ホームレスやネットカフェ難民は一つの断面でしかない。

敷金礼金がいらず、ビルの一室を仕切って窓もない「脱法ハウス」や、劣悪な環境に高齢者を詰め込む「貧困ビジネス」も次々に明るみに出た。

貧困や格差の広がりは、問題を身近な人にまで及ばせる。

年金の少ない単身高齢者は家主が建て替えをする際の立ち退きや、家賃上昇などで、住まいを失い、入居拒否にもあいやすい。民間賃貸会社のアンケート調査によると、単身高齢者の入居を断っていると答えた割合が少なくない。

保証人がいないことも理由にされやすく、困窮者を支援するNPO「もやい」(東京)は、年間延べ三千件の生活相談を受けており、住まいの問題も多い。相談者には、高齢者だけでなく母子家庭や若い人も目立っている。

働く人の三割が年収二百万円以下という若い世代は、自分で住まいを借りたり、持つことが難しくなっている。

「ビッグイシュー基金」が首都圏と関西圏に暮らす年収二百万円以下の未婚の二十~三十代、約千七百人から回答を得たインターネット調査によると、6・6%がホームレス状態を経験したことがあると答えた。生活が厳しいと答えた人も半数を超えた。親と同居しているために窮状が隠れている。

住まいは暮らしの基盤になる。日本は雇用と福祉の施策が中心だが、生活保護を受けるほどに困窮しなければ住居費の援助を受けられないのでなく、まず住宅を保障する政策が必要ではないか。

住まいがあれば仕事を探して生活を立て直し、貧困から抜け出すこともできる。

日本の公的賃貸住宅は4%。政策の整った欧州で、ドイツは社会賃貸住宅が二割、家賃補助制度も二割が受けている。
注目したいのは空き家だ。全国で13・5%に上る。所有者の理解を得て活用を進めてほしい。

NPOや自治体に家主が協力し、空き家を困窮者のシェルターなどに活用するケースが出ている。貧困を拡大しないためにも、こうした支援を積極的に進めてほしい。

【2014年12月22日】NHK NEWS WEB:若者の低所得層 7割が結婚に消極的か悲観的

メディア掲載

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20141222/k10014170781000.html(一定期間が過ぎるとリンクが消えます)

若者の低所得層 7割が結婚に消極的か悲観的

12月22日 7時35分

若者の低所得層 7割が結婚に消極的か悲観的

未婚で低い所得の40歳未満の若者を対象にした民間団体の調査で、4人に3人が親と同居し、7割以上が結婚に消極的か悲観的な見方をしていることが分かりました。
背景には経済的に親元を離れられない事情などがあるとみられ、専門家は「雇用に加えて、親から独立して生活の土台となる住まいを確保できる新たな住宅政策が必要だ」と指摘しています。

この調査は、認定NPO法人「ビッグイシュー基金」が、若者の貧困の問題を「住まい」の視点から捉えようと、ことし8月、首都圏と関西圏に住む20歳から39歳で年収200万円未満の未婚者を対象に行い、計1767人から回答を得ました。

4人に3人は親と同居

4人に3人は親と同居
まず、現在の住まいについて尋ねたところ、親との同居率が77%を占め、単身者は18%にとどまりました。
一般的な同世代の同居率とされる62%よりかなり高く、経済的な事情で親と同居して生活を維持している姿がうかがえます。
仕事の雇用形態については、無職が39%と最も多く、働いていてもパート・アルバイトなどが38%、契約・派遣社員などが9%と、安定性を欠く雇用が目立ちました。
正規社員は8%にとどまり、自営業・自由業が6%でした。

結婚に消極的か悲観的7割超

また、結婚について尋ねたところ、「結婚したいと思わない」が34%と最も多く、「将来結婚したいが、できるかわからない」が20%、「将来結婚したいが、できないと思う」が19%と、結婚に消極的か悲観的な回答が7割以上に達しました。
「わからない」が18%で、「結婚したいし、できると思う」は7%、「結婚の予定がある」は3%にとどまりました。
特に親と同居している若者に限ると、「結婚したいが、できないと思う」や「結婚したいと思わない」の割合が高くなりました。
さらに幸福な生活のために重要なことを尋ねたところ(複数選択)、「健康であること」(82%)に続いて、「安定した住まい」(48%)と「安定した仕事」(47%)が上位を占めました。

「社会持続のための新たなサイクルを」

「ビッグイシュー基金」は、学者や路上生活者の支援者などによる「住宅政策提案・検討委員会」を設置して今回の調査結果の分析などを進めてきました委員長を務めた神戸大学の平山洋介教授は、戦後の日本社会の、結婚して安定雇用で所得を増やし持ち家を購入するというライフコースを若い世代が取れなくなったと指摘し、若い世代を支えて社会を持続させる新しいサイクルを作る必要があると強調しています。

少子化対策の意味も含めて安定した住まいの確保が重要だとし、「OECD加盟国で家賃補助制度がないのは日本と地中海の国しかなく、家賃補助制度や空き家の活用などを考えるべきだ」と話しています。

また、路上生活者の支援などに取り組むNPO法人「もやい」理事の稲葉剛さんは「親との同居率の高さに驚いた。また、調査結果の中には親と別居している人たちの8人に1人が広い意味でのホームレス状態を体験したというデータもあり、ホームレス化のリスクで親から離れられない状況もあると考えられる。親の家の老朽化で修繕費が賄えるかなど将来のリスクもあり、対応が必要だと思う」と話しています。

「大家サンタ」を大募集!空き物件を活用した困窮者支援を展開しています!

日々のできごと

最近、嬉しいことに、「アパートの空き室があるので、困っている人のために使ってほしい」という大家さんからの問い合わせが相次いでいます。

ある物件の大家さんは、年末年始の支援活動に間に合うように、寝具や家電などもそろえてくださいました。

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まさに「大家サンタ」!
年末には、ふだん仕事をしながらネットカフェなどで暮らしている人たちも、現金収入がなくなり、路上生活を強いられることがあります。この部屋も、そうした住まいを失った人の緊急シェルターやステップハウスとして使わせていただく予定です。

つくろい東京ファンドでは、今年の夏、中野区内に個室シェルター「あわやハウス」(7室)を開設しましたが、同時に借り上げアパートの整備も進めています。
団体でアパートの部屋を借り上げることにより、ワーキングプアの人が初期費用なしでアパートに入居できる仕組みを作っていきたいと考えています。

「アパートの空き室がもったいない」とお考えの大家さん、ぜひあなたも「大家サンタ」になってみませんか。

地域や家賃などの条件があえば、住宅にお困りの方のために活用させていただきます。
お問い合わせは、こちらのフォームから。

ご連絡をお待ちしています!

つくろい東京ファンドは「市民の力でセーフティネットのほころびを修繕する」を合言葉に、生活困窮者への住宅支援事業を展開しています。
寄付に関する情報は、こちらから。

Amazonギフト券を使った支援も可能になりましたので、ぜひご協力をお願いいたします。

1月25日(日) 稲葉剛のソーシャルワーク入門講座「貧困の現場から社会を変える」第3回:バッシングと差別

講演・イベント告知

http://bktp.org/news/2340

【東京】1月25日(日)、「稲葉剛のソーシャルワーク入門講座 貧困の現場から社会を変える 第3回 バッシングと差別」を開催します!

近年、貧困問題は日本社会で深刻な課題になっています。ワーキングプア、孤立死、子どもの貧困、ハウジングプアなど様々な問題が広がり、生活保護制度利用者をはじめとする生活困窮者に対する差別やバッシングも蔓延しています。相談援助の現場でも、背景に貧困問題が潜んでいるケースと出会うことは決して少なくありません。こうした状況に対して、生活困窮者支援の現場からどのようなアクションができるのでしょうか。

本講座では、約20年にわたり、NPOによる生活困窮者支援に携わって来た稲葉剛が講師を担当し、全6回(予定)にわたって、日本の貧困問題の現状や課題、支援のあり方などを講義し、貧困の現場から社会を変える方法を考えます。

第3回は、生活保護利用者等の貧困者へ向けられるバッシングや差別について学びます。相談援助に関わるソーシャルワーカーやケースワーカーの方はもちろん、貧困問題に取り組みたい、考えたい学生など、多くの方のご参加をお待ちしています。

稲葉剛のソーシャルワーク入門講座 貧困の現場から社会を変える

第3回 バッシングと差別

【概要】
日時  2015年1月25日(日)14:00~16:00

場所 家庭クラブ会館 大会議室

アクセス 東京都渋谷区代々木3-20-6
JR新宿駅南口より徒歩8分、都営地下鉄新宿線・大江戸線新宿駅より徒歩4分
http://www.kateiclub.com/access.html

対象  新人・若手ソーシャルワーカー、社会福祉を学ぶ学生など生活困窮者支援に携わっている・将来携わろうと考えている方(初めて参加の方も大歓迎です)

参加費 資料代500円(学生は無料です)

予約 不要

【今後のスケジュール】
第4回 自立支援(2015年4月)
第5回 未定(2015年7月)
第6回 貧困ビジネス、ソーシャルアクション(2015年10月)

【プログラム】
稲葉剛講義 90分
休憩    10分
質疑応答  20分

【講師】
稲葉剛(いなば・つよし)
1969年生まれ。学生時代から平和運動、外国人労働者支援活動にかかわり、1994年からは新宿での路上生活者支援活動に取り組む。
2001年にはNPO法人自立生活サポートセンター・もやいを立ち上げ、ホームレスや生活困窮状態にある方への連帯保証人提供等アパート入居支援、生活相談支援事業、アパート入居後の孤立を防ぐための交流事業などの活動に従事。現在、NPO法人自立生活サポートセンター・もやい理事。一般社団法人つくろい東京ファンド代表理事。住まいの貧困に取り組むネットワーク世話人を務める。
主著に『生活保護から考える』(岩波新書、2014年)、『ハウジングプア』(山吹書店、2009年)など。

主催:ブラック企業対策プロジェクト 福祉ユニット http://bktp.org/
お問い合わせ 03-6673-2261 admin @bktp.org

12月29日(月) 年末年始に貧困問題セミナー

講演・イベント告知

年末年始に貧困問題セミナー開催のお知らせ

 

年末年始は、公的機関の相談窓口がお休みになるため、住まいが無くなったり、所持金が尽きてしまっても、必要な人が支援制度を利用することができません。

東京では、新宿・渋谷・池袋・山谷地域などで、民間の団体が食事や相談会を中心とした「越年・越冬活動」をおこなう予定です。
また、それらの活動と連携する形で、必要な方にシェルターを提供する「ふとんで年越しプロジェクト2014」も始動しました。

このたび、「ふとんで年越しプロジェクト2014」と認定NPO法人世界の医療団の共催で、貧困やホームレス問題についてのセミナーを開催します。

公的な支援機関が閉まるこの時期に、どのような暮らし・住まいのニーズがあるのか、貧困問題に対してどのような取り組みがなされているのか、広くお伝えしたいと思います。

年越し直前の呼びかけとなり恐縮ですが、関心のある皆さま、ぜひご参加ください。

日時:12月29日(月)13時~(所要時間はおおむね90分程度を予定)

場所:東池袋サンシャイン町会会館 

〒170-0013 東京都豊島区東池袋4丁目39ー2
JR大塚駅から徒歩約12分 JP池袋駅から徒歩約15分 東京メトロ有楽町線東池袋駅4番出口から徒歩約10分 都電荒川線向原駅から徒歩約3分
※場所がわかりづらいので事前に調べてお越しください

内容:日本のホームレス問題、路上を取り巻く問題、貧困問題についてのセミナー

主催:ふとんで年越しプロジェクト2014、認定NPO法人世界の医療団

申込:不要

参加費:カンパ歓迎300円~(可能な方のみ)

お問い合せ:huton2013@gmail.com(@を小文字に)

ふとんで年越しプロジェクト2014クラウドファンディングページ:https://motion-gallery.net/projects/futon-toshikoshi2014

ふとんで年越しプロジェクトFacebook:https://www.facebook.com/futon.toshikoshi

お待ちしています!

※関連記事:2014~2015 全国の炊き出し・パトロール・相談会リスト一覧

『鵺の鳴く夜を正しく恐れるために』刊行!予約受付開始&プレミアム版限定販売中です!

日々のできごと 書評・関連書籍

稲葉剛の新刊『鵺(ぬえ)の鳴く夜を正しく恐れるために』(エディマン/新宿書房)が完成しました!

私にとっては、この20年間の野宿者支援、生活困窮者支援の活動の集大成とも言える本になりました。

 

鵺(ぬえ)の鳴く夜を正しく恐れるために
――野宿の人びととともに歩んだ20年
稲葉 剛 著

発行=エディマン 発売=新宿書房
46判変型/上製/192頁
本体1700円(税別)
ISBN978-4-88008-453-4 C0036

1994年、大学院時代に新宿西口地下道のダンボール村に飛び込んで20年。野宿者支援・生活保護問題で活動を続けてきた著者による路上のスケッチ的エッセイ集。野宿者襲撃・路上死・強制排除……。路上の社会問題を、そこで暮らす人びとを通してリアルに解き明かす。
装画は、ダンボールハウス絵画で著名な武盾一郎氏による「新宿鵺」。

写真 (55)

一般書店に並ぶのは年明けになります。最寄りの書店に無料でお取り寄せができる「全国書店ネットワーク e-hon」では、予約受付を始めています。

全国書店ネットワーク e-hon『鵺の鳴く夜を正しく恐れるために』

年内に入手したいという方のために、カバーの題字がレインボーに光るプレミアムバージョン(限定200部)をご用意しています(価格は同じく1700円+税)。

プレミアムバージョンは、新宿のビア&カフェBERG模索舎で限定発売中!ぜひ新宿にお立ち寄りの際にお買い求めください。

新宿まで行く機会がない、という方は、発売元の「エディマン」のページからご注文できます。

『鵺の鳴く夜を正しく恐れるために ——野宿の人びととともに歩んだ20年』(エディマン)

この本の編集者の原島康晴さんと、装丁画を描いてくださったアーティストの武盾一郎さんも、それぞれブログで本を紹介してくださっています。ぜひご覧ください。

編集者・原島康晴さんのブログ

アーティスト・武盾一郎さんのブログ

ぜひ多くの方に読んでいただければと思います。

よろしくお願いします!

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【目次】

第1部 路上の命を奪うな!

野宿者とはどのような人たちなのか/「ホームレス」を想像してごらん/家のある人とない人の「顔の見える関係」を求めて/野宿者への襲撃がおきない社会をつくり出す

第2部 新宿で見た光景

車窓から見える街、見えない街/医療から見放された人びと/心なき権力者への手紙/彼がここにきた理由/ダンボールアート・セッション/ダンボールハウスはゴミじゃない/相次ぐ路上死/おばあさんの身の上話/働かざるもの食うべからず/路上死のない21世紀を/新宿ダンボール村の焼失/あしがらさんが立ち上がった日/彼と見た風景/松っちゃんは原発へ行った/自立生活サポートセンター・もやい設立/「ホームレス状況」からの脱却を支援して/やめる人、戻る人、ゆく人/野宿の人びととともに歩んだ20年/

 

2014~2015 全国の炊き出し・パトロール・相談会リスト一覧

日々のできごと

今年も年末年始、各地域・各団体で生活にお困りの方へのさまざまな取り組みがおこなわれます。以下にご紹介します。
各取り組みについては、個別にそれぞれの団体へお問い合せください。

東京都内での活動はこちらをクリック

※転載元サイト
ホームレス資料センター
自立生活サポートセンター・もやい

~全国から可能な電話相談~

■無料の電話相談
12月24日~1月5日(1月1日を除く) 11:00~17:00
0120-843530
ホームレス総合相談ネットワーク

■24時間無料の電話相談
0120-279-338(岩手・宮城・福島からは0120-279-226)
よりそいホットライン:http://279338.jp/

~東京~

■年末「拡大」相談会~2014~
12月24、25日10:00~19:00
司法書士会館地下1階ホール(新宿区本塩町9-3)
つながる総合相談ネットワーク東京(WAM社会福祉振興助成事業)
http://tsunagarutokyo.blog38.fc2.com/blog-entry-54.html

■山谷(東京都)
12月29日9:30~10:30のみ台東リバーサイドスポーツセンターで受付
東京都による宿泊施設(対象:山谷で仕事をしている方)

■山谷【越年の取り組み】
12月29日~1月5日
城北労働福祉センター前
山谷越年越冬闘争実行委員会
http://www.jca.apc.org/nojukusha/san-ya/

■池袋【越年活動・医療相談】
12月29日~1月3日 16:30~18:00
東池袋中央公園
TENOHASI
http://tenohasi.exblog.jp/23432060/

■渋谷【越年越冬】
12月29日~1月3日
場所未定
渋谷越年・越冬闘争実行委員会
http://nojiren.wix.com/index

■ふとんで年越しプロジェクト(シェルター提供)
都内の各越年支援団体からの依頼でシェルター提供

■立川
・12月29日11:00~14:00
立川駅北口高島屋裏(支援物資配布)
・1月3日
さんきゅう食堂(食堂)

さんきゅうハウス
http://www.tachikawa-shakyo.jp/sankyu-hus/

~北海道・東北~

■北海道各地【シェルターふくむ電話相談】
011-299-7284(年末年始期間常時)
ホームレス支援北海道

■札幌【シェルター】
札幌市内にシェルター提供
011-716-5130
ベトサダ自立支援事業所

■仙台(仙台夜回りグループ)
・12月27日~1月4日8:30~21:30
HELP!みやぎ ~生活困窮者ほっとライン~:050-5539-6789

・12月27日12:00~13:00
五橋公園(炊出し、支援物資配布、相談)

・12月31日20:00~
市内各所、仙台駅ぺデストリアンデッキは21時頃(夜回り相談)

・1月1日9:30~
みやぎNPOプラザ前(食糧支援、相談)

・1月3日12:00~12:30
五橋公園(食糧、支援物資配布)

・1月4日10:00~15:00
みやぎNPOプラザ内「HELP!みやぎ」(相談)

仙台夜回りグループ:050-5539-4443

■仙台(パーソナルサポートセンター&ワンファミリー仙台)
12月29日~1月3日9:00~18:00
自立相談支援センターわんすてっぷにてシェルターを含む相談
パーソナルサポートセンター&ワンファミリー仙台:022-395-8865

~関東(東京以外)~

■水戸
12月28日正午
三の丸旧県庁の横(炊き出し)
まごころネットワーク

■埼玉(所沢地域)
常時電話相談(宿泊場所・食料・医療の提供など)
070-5080-3068
NPO法人サマリアの会
http://www.samaria2009.net/

■千葉(市川近辺)
12月29日、1月2日19:30~
市川八幡教会出発して夜回り
市川ガンバの会

■川崎【川崎市】
日進町ひまわりにて川崎市の事前面接あり
川崎市による市内施設などへの臨時宿泊の提供

■川崎
12月29、31日、1月2日 20:00~
川崎駅から市内各所にて夜回り
川崎水曜パトロールの会:044-230-0560

■横浜【横浜市】
12月26日9時~14時はまかぜ1階にて受付
横浜市による自立支援センターはまかぜへの臨時宿泊の提供

■横浜
【越年の取組み】
12月28日~1月4日
寿公園(横浜市中区寿町3-9-4)
寿越冬闘争実行委員会:045-641-4499(寿生活館4階)

~東海・北陸~

■豊橋
12月27日~1月4日8:00~ (12/29は9:00~)
豊橋駅東口付近 配食(おにぎりなど)
豊橋サマリヤ会

■一宮
・12月27日~1月4日
のわみ食堂にて昼と夜の食事提供・1日以外は相談会

・1月3日17:00~
JR高架下にて炊き出し

のわみ相談所:0586-72-9697

■名古屋【名古屋市】
12月18,19,22,25,26日各区役所で配布される予約券を持って29日14時までに中村区役所へ。または、29日直接中村区役所へ
名古屋市による船見寮への無料宿泊の提供

■名古屋【越年の取り組み】
12月28日~1月4日
若宮高架下ゲートボール場(流動的)
名古屋越冬実行委員会:052-718-2048(ささしま共生会)

■岐阜
12月31日19:00~
金(コガネ)公園にて炊き出し
岐阜野宿生活者支援の会

■富山
12月29日と1月5日17:00~17:30
JR富山駅北口地下広場にて炊き出し
グループ駅北食堂

~関西~

■大阪【大阪市】
12月24.25.26日9時~17時30分西成区役所分館(旧市更相)にて、、12月29日に分館にて入所面接
大阪市による臨時宿泊(今宮シェルターなどしない4か所)

■大阪【大阪希望館】
12月27、29、31日、1月2日に緊急宿泊
大阪希望館:06-6358-0705(11:00~17:00)

■釜ヶ崎【越年の取り組み】
12月28日~1月5日
三角公園
釜ヶ崎越冬闘争実行委員会:06-6632-4273

■和歌山
12月28日~1月3日(宿泊や食料の相談)
和歌山ホームレス支援機構(受付:12月28日15:00屋形町教会 073-425-0981)

■尼崎
・12月28日
橘公園にて炊き出し
・1月6日~1月11日12:30~14:00
橘公園にて生活相談、医療相談その他イベント

越年越冬実行委員会:078-271-7248

■神戸
12月28日~1月5日12:30~15:00
東遊園地南端にて、炊き出し、生活相談、医療相談その他イベント

■兵庫県
12月27日~1月4日10:00~16:00
生活相談(電話や面談による相談フリーダイヤル):0120-018-882(兵庫県内のみ)
きずなサポートセンター

~中国・四国~

■岡山
12月28日~1月4日16:00~19:30
秦(中国銀行津島支店横)にて炊き出し
岡山・ホームレス支援きずな:086-221-2822

■福山
12月28日19時
福山城公園東側の公園にて炊き出し
ともしびの会

■広島
12月31日17:00
広島駅旧市民球場横にて、夜回り・おせち弁当の配布
広島夜回りの会:090-8715-5186

■高知
12月20日11:00
中央公園北口にて炊き出し
くらしあったか村実行委員会

~九州・沖縄~

■北九州
1月3日12:00~
勝山公園にて炊き出し
抱樸:093-571-1304

■長崎
12月31日~1月3日
施設の臨時枠にて宿泊の確保
長崎ホームレスを支援する支援:080-2714-8574

■熊本
12月29日、1月1日13:00~15:00
くまもと支援の会事務所にて炊き出し
くまもと支援の会:096-362-0339

■鹿児島
・12月28日17:00~
甲突川沿い(武之橋そばの緑地帯)にて炊き出し
・12月30日17:00~
中央公園(鹿児島市山下町4)にて炊き出し
・12月31日11:30~、1月1日11:30~
鹿児島県教育会館(鹿児島市山下町4)にて炊き出し
・1月4日17:00~
甲突川沿い(武之橋そばの緑地帯)

かごしまホームレス生活者支えあう会:099-203-0371

協力:ホームレス資料センター 自立生活サポートセンター・もやい

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